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okatake2010-09-03

午前、国立駅前で「赤旗」Hさんと待ち合わせ。喫茶店でイラストを渡しながら歓談。
午後、サンデー毎日。書評に一本空きがあることがわかり、きゅうきょ、高平哲郎『今夜は最高な日々』新潮社をやることに。4日後が締め切り。サンデー終え、神保町。コミガレで漁っていると、塩山御大と遭遇。塩山さん、かわいいトートバックもってらっしゃる。金井美恵子『兎』初版・帯つきを買うかどうか迷っていたが、扉のところに、昭和48年、中央線荻窪国分寺間の定期券がはさまっていた。23歳の女性なり。芸能人みたいな名前だ。これで買い。
神田「愛書会」へ。ひいひい息をしながら、いまにも倒れそうな頭にタオルを巻いたご老人。この暑さで、古書会館までたどりつくのが命がけだ。生田さんと館内で遭遇。ほんとは「ギンレイ」で、今日がタイムリミットの映画を見るつもりだったが、お茶にさそわれ、まあいいか、とあきらめ「ヒナタ屋」へ。生田さんに、「木戸御免」と書かれたカードをみせてもらう。これがあれば都内寄席はフリーパスだ。すげえ。
「ヒナタ屋」でビールこびんを飲んだので、帰りの電車はぐーすか。行きは椎名和『平凡パンチ三島由紀夫』を読んでた。おもしろい。国立「ブ」で、堀江敏幸解説を信じて、エイミー・ベンダー『燃えるスカートの少女』角川文庫を買う。「デ」の500円箱から、3枚。「THE UNIQUE THELONIOUS MONK」「BLUE AND SENTIMENTAL IKE QUEBEC」「DUKE PEARSON SWEET HONEY BEE」を買う。
帰ったら電話。共同通信社からときどきもらう書評の仕事。このブログを読んで居て『宮澤賢治と幻の恋人』を読んでいる、ということで、この本の書評を頼まれる。ブログもばかにできません。しかも原稿料がめちゃくちゃいいの。共同通信だから、地方紙に複数配信されるという含みがあるんだろうけど。