お盆は空気まで少しきれいみたいだ

okatake2010-08-13

昨日、下鴨で買った本など長々と書いていたら、写真を貼付ける段になって、固まってしまい、あれこれ修復しようとしたら消えてしまった。ま、あることです。
ゲンなおしにデザインを変えてみました。
天牛で買った「フリースタイル」9と10の話をもう一度したいが、元気がない。天牛では小西康陽『東京の合唱』を200円で買ったが、水色の函入り豆本。本屋では売りにくいし、見つけにくい。しかし、机の上にあると、ついつい目がそこへ行きますね。こどものころ、キャラメルの箱があるみたいに。
そうそう、「青空書房」では柴田元幸訳 マラマッド『喋る馬』を600円で買った。最初に入ってる「最初の七年」は、新潮文庫のマラマッド短編集にも入っていたが、いいですねえ。
「フリースタイル」の小西康陽のエッセイもおもしろくて、とくに東京の知人が、ナゴヤから深夜タクシーに乗って、酔っぱらってるもんで、つい「吉祥寺まで」といつものように告げてしまい、眠ってしまい、起きて「ここ、どこ」と聞くと、運転手が「浜松あたり」と答える話が好きだ。これなんか、短編小説みたいですよ。もちろん、小西さんはもっとうまく書いている。
今月21日、いよいよ西荻「なずな屋」がオープンと決まり、お花はご辞退したいとのことですから、気持ちを持っていって、本を買う。これがいちばんのお祝いではないでしょうか。
ぼくは年に一度の、気の張る、膨大な時間のかかる仕事を抱えていて、週明けまで家でうなりながらやっています。