いよいよあさってキックオフ

okatake2010-06-24

いよいよあさってとなりました。以下のイベントが神田の古書会館で開かれます。ぜひ足を御運びください。
もう、金曜には日本のW杯の行方も決っているしね。

スペシャル・トークセッション
黒岩比佐子(予定)+岡崎武志(古本ライター)+鈴木千秋(朗読家) 
日時:2010年6月26日(土)午後2時〜午後4時
場所:東京古書会館7階会議室
料金:1000円
詳細:工作舎ホームページ「古書の森 逍遙」コーナーで随時更新
http://www.kousakusha.co.jp/DTL/kuroiwa.html
・お問合せ先:黒岩比佐子サポーターズ03-3533-7051(工作舎気付)
saturn@kousakusha.co.jp

ビッグイシュー」、ヒメーネス『プラテーロとわたし』岩波文庫を書くと決めて準備をしてきた。岩波文庫解説目録2009年版にちゃんと記載されているので、だいじょうぶだと思って安心していたが、「本をさがす」で検索すると、ありゃあ、岩波文庫はもうないや。ウーム。理論社のフェア文庫に二冊本(違う訳者で、長新太の絵)が出てるみたいだが、あわてて代替を探す。田辺聖子『田辺写真館が見た〝昭和〟』文春文庫なら一度読んでいるので、軽くチェックしてこれで書けそう。あ、「図書」の今月号に、古本、古本屋の現状について書いています。なんとか見つけてください。ひと月遅れなら、タテキンで確実に手に入る。
荒俣宏高橋克彦の岩手ふしぎ旅』実業之日本社、受贈。
彷書月刊」7月号は木村威夫特集。終巻まであと3号。「気まぐれ」は連載150回目で、諫早「スバル書店」を取り上げる。次号は長崎について書く。すると残りは2回。大事に使いたい。どこを取り上げようか。
清水書院「人と作品 岡本かの子』を読む。夜、NHKBSで、谷川俊太郎インタビューを見る。谷川さん、78歳。老年になって楽しみは「死」だ。未知の体験だから、と言う。反論はあるだろうが、谷川さん一人におぶさる現代詩の世界が長過ぎたとぼくは思う。スタジオには、小学生からお母さん、若者からおじさんまでいたが、それだけの読者を包括する詩人はほかにいない。著名人の質問コーナーがあり、糸井重里はリズムをつけて手を打ち、中島みゆきは、単語いくつぐらいで、自分の詩だとわかりますかと。どちらもつまらない。スタジオにいた人からの質問もつまらない。質問って、なぜどれもこれもつまらないんだろう。ぼくも、大阪にいる頃、谷川さんのイベントに参加して、質問コーナーでひどくつまらない質問をして、帰り道、真っ暗な気分になったことを思い出した。