東京スカイツリーがどうした!

okatake2010-03-30

第10回元祖「一箱古本市」出店者マニュアルその他がとどく。いよいよ、か。ぼくは5月2日の方に出店。お、場所は「古書ほうろう」だ。初めて、ですよ、ぼくは。集客力のある場所なので楽しみ。

http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/searchdiary?word=%2A%5B%C2%E810%B2%F3%20%B0%EC%C8%A2%B8%C5%CB%DC%BB%D4%5D

5月4日(火・祝)には「ブーザンゴ」で松本典子さんのトークのお相手をつとめます。13時からです。「うさぎ」写真家の松本さんの写真展が同じ場所で1日から9日まで開催されています。どうぞ、おでかけください。
そのほか、一箱古本市週間には、各所でイベント目白押しです。青秋部の砂糖菓子のような甘く可愛いカップル、石井くん・中村ちゃんが結婚し、そのお披露目パーティも5月5日に昼が根津教会、夜がほうろうで開かれる。
空気が温まり、みな動き出します。

ぼくは寒さにめげそうです。

母親に言われたのに忘れていた。今週号「サンデー毎日」に桂米朝師へのインタビュー記事が掲載されております。「あった、あった。」はうつみ宮土理カチンカチン体操』。
筑摩の原稿を書き継ぐ。
昼、家族で近くのセルフのさぬきうどんを食べにいったが、ひるどきで長蛇の列。しかし、列はすぐ進むことがわかっているので並ぶ。前に並んだカップル(といって若くはない)の男が、とにかくずっと女に喋っている。すべてがよのなかの事象の批判。いったい、何様だ。あげく、軒下で日かげになって寒いといって、列から少し離れて、日のあたる駐車場の方へ行く。ああ、これで静かになったと思ったら、またすぐ戻ってきた。(なんじゃあ、根性なし。ちょっと動いたくらいで戻ってくるな)と心でののしる。うっとおしいガキやのお、と大阪弁モードに体質が変わり、こやつの言うことがいちいち腹が立ってくる。「前さ、順番がきて、隣りのばあさんが皿に取った天ぷらをまた戻してやんの。もたもたしてさ。おれ、そんときは逆上したね」なんて言う。ああ、そうかいな。思ったことを全部口にする体質らしい。女はそれをすべて母親みたいに受け止めている。
ディネーセン『アフリカの日々』がひょっこり出てきて、立ちながら少し読んだが、やっぱり文章がすばらしいな。観察力の細かさ、スケールの大きい、そして繊細な描写。セルフのうどんやのように大量排出される近ごろの小説にはない、芳しい香りがある。「ブ」では、まだけっこう105円で見るから、見つけられたら未読の方はぜひ。