雨の日は家にいます

okatake2010-03-24

雨に閉じ込められ、いちにち、家にいる。某事務所の某氏と連絡とれず、入稿原稿のチェックのタイムリミットが近づく。胃がいたくなる半日を過ごした。
そんな際中に、月2度のお勤めご苦労さん的原稿を、しゃきしゃきと打ち込んでいく。ワードが消えてしまって、過去にワードで打った原稿も呼び出せない。まったく、な。
昨日、「ブ」で買った、「ザ・グレイト・ジャズ・トリオ ヴィレッジ・ヴァンガード2」を聞く。1も同じところで買った。紙ジャケですがな。
みちくさ市」で、何かの拍子にぼくが豆ちゃんに「それじゃあ、よしなに(いいようにしてください)」と言ったら、よろこんで、「わあ、わたしもそんなコトバ使いたいと思ってるんですう。」と体をくねらせていう。デコちゃん(高峰秀子)みたいに喋りたい会をつくっているそうだ。「それじゃ、ぼくは佐分利信で喋ろう」と答えたが、佐分利信は渋すぎるか。
少しずつ読み継いでいる文春文庫、J・ロバート・ジェインズ「虜囚の都 巴里一九四二」が半分まで来た。パリの警部サンシールとゲシュタポ捜査官コーラーのコンビが、まったく違う立場だが淡い友情を感じながら事件を追う。ナチ占領下のパリの風景(暗く、さびしい)が克明に描かれる。なかなかいいです。このシリーズはほかに『磔刑の木馬』『万華鏡の迷宮』があるのだが、すべて品切れ。「ブ」の文春文庫でも見ないなあ。
「スクリプタ」(紀伊国屋書店)いただきました。まず、内堀さんの連載から読む。伊藤比呂美の往復書簡もおもしろかったです。
夜は父さんカレーをつくる。