底抜けだ。

勇んで五反田へ。しかし着いたのは10時ごろで、ガレージでの均一戦争第一弾は終わっている。それでも、下と上で２５冊買う。ほとんど２００円。５００円は『今夜は最高！』の２と３。ひさしぶりに見たな。所持している２冊がどれだったかわからず、二冊とも買ってしまう。これ、蛇口を緩めたら、この倍は買える。山本善行なら軽々１００冊は買うだろう。底抜けの買える状態だ。いちばんの買い物は、文庫判の川柳雑誌「大大阪」か。４、５冊持っているが、これは同じ月の輪の出品。２００円だ。
荷物が重たくなったので、神保町経由せず、そのままサンデー毎日へ。早く着いたので、早く仕事が終わり、「ギンレイ」は２時の回から見ることができた。ミッキー・ローク主演「レスラー」と、イーストウッド「グラン・トリノ」。どっちも堪能する。孤独な男が、プライドを賭けて死を選ぶという点で両者は似ている。描き方はまったく違うが。
帰宅したら、池谷伊佐夫さんの『落語検定』（文藝春秋）が届いていた。落語はかなりくわしいつもりでいたが、ちょっとやってみたら、半分も答えられない。がっくり。池谷さんの正確で洗練されたイラストが多数入っていて、これは便利。
帰宅して家族で買い物。砂川「ブ」が閉店までセール。知らなかった。１０５円の本が半額。文庫８冊を拾う。底抜けだ。
明日は富士吉田へ。