岡崎武志商店オープン

okatake2010-01-04

またたくまに三が日が過ぎ、昨日から岡崎武志商店オープンだ。
ちょっとぼくには手に負えないなあ、生田さんに謝ってキャンセルしようかと思った『河原者ノススメ』書評、なんとか締め切り日に送付。この、なんとかしてしまうという技術はいいのか悪いのか。もと水戸芸術館の辻本くんが創刊する雑誌「生活考察」の原稿、これも3日まで、ということだったので、10枚近くを書く。テーマは「歩く」だ。動詞をテーマに自分の生活を書いていくという試み。うまくいったかどうか。年賀状の返信も15枚くらい書いた。しかし、こちらからもすでに出した人かどうかがわからなくなり、ひょっとしたら、2回届く人がいるかもしれません。そのときは笑って見逃してください。妻には「去年もおんなじこと言ってたよ」と。届いた年賀状も140〜150枚くらいに達した。夜はカニすき。毎日の「あった、あった。」も初書きで、昭和40年に出た非売品『国鉄あ・ら・か・る・と』について。修学旅行専用列車とか民衆駅とか、おもしろいネタがいっぱいあったのだが、展望車についてしか書けなかった。「CAVIN」から頼まれた原稿は、もう締め切りがいつだったかもわからない。中尾さんから控えめな催促の(たぶん悲痛な)コトバが年賀状にあり、漱石の「門」について書くと決めて、どうやら中尾さんはメールをやらないようなので、ペラの原稿用紙を32枚、ホッチキスで止めて書き出す。これは安西水丸のやりかたなり。しかし10枚書いたところで挫折。書き直しがやっぱり手書きでは難しい。4、5枚の原稿なら最初から書き直せばすむんだが。しかし、「門」については何か書けそうな気がしてきた。