東京は寒かったんだそうです

okatake2009-12-15

青柳いづみこさんの「ドビュッシーの時間」を聞きながら。来春そうそう、青柳さんのミニコンサートを含む「新・阿佐ヶ谷会」が開かれると通知があって、楽しみ。これがなくっちゃね、という新年である。
昨日はふらふらと自転車で東大和方面へ。「○○食堂」と地名を配したチェーンのごはん屋さんで昼食。たまご焼きを始め、ついついおかずを取り過ぎてしまう。まわりを見たら、カレーだけ、うどんと小ゴハン、おかず一品とゴハンと味噌汁と、みなさんつつましい。500円内で収まるぐらいでとどめてらっしゃる。反省する。
気谷誠『西洋挿絵見聞録』アーツアンドクラフツ、書評をなんとか締め切り日に送る。ちょいと苦労しました。これは時事通信だから、各地方紙に配信され、掲載されるとまとめて、掲載紙を送ってくださる。配信するのは中身だけだから、レイアウトや字体が違った記事となって見られる。また、どれだけ自分の書評が地方紙で引きがあったかもわかるのだ。
「あった、あった。」は、『ウディ・アレンおいしい生活』1982年。糸井重里の西武コピーにからめて。
石塚真一『岳』(小学館)は、105円でなくても「ブ」で買っているマンガ(書店で定価で買えよ、という話だが)。絵とストーリーのクオリティの維持において、うれしくなるぐらい、がんばっている作品なり。
26日から始まる「銀座古書の市」(松屋)のカタログが送られてきた。すっごいなあ。古書日月堂のページにくらくらする。同日に送られてきたのが八重洲古書館のニュース。花井さんが、かつて青空古本まつりに参加したときのことを書いている。牧神社の倒産本を取次から大量に買い入れ、仕分けがめんどうだからと、同業者とここから、と線引きをして半分にして、これを古本まつりに出すとめちゃくちゃに売れた、という話です。セットものに高くつけてもその日のうちに売れるという、なんとも景気のいい話です。そして、いまより東京は寒かった、という話も。