秋ですよ

連休進行の前倒しで、昨日、サンデー毎日へ。神保町でそぞろ古本散歩。ブンケン堂店頭で二冊。串田孫一とバウハウス、という変な組み合わせ。
帰り、西荻下車。「音羽館」に少し本を売って、小銭を稼ぎ、店頭から別冊新評「山本周五郎の世界」を買う。
ずっとカメラをぶらさげてるんだが、なかなかいい被写体にぶつからない。吉祥寺まで歩くことにして、ガード近くに朽ちた歯医者を発見し、写す。古い歯医者に、和洋折衷のいい建物が多いのはなぜだろう。
吉祥寺「ブ」で、帚木蓬生『国銅』の上を見つけて買う。上下で買ってあったはずなのに、こないだ、下だけしか見つからず、まあいいやと思って買う。
そして読み始める。ううむ、やっぱりおもしろい。ぼくは本を読み慣れていない人で、とりあえず中身があっておもしろい本を、と言われたら、吉村昭と帚木蓬生を勧めることにしている。
「デ」でまたジャズ２枚。マイルス・デイビス「MILESTPNES」、「イントロデューシング・ジョニー・グリフィン」。
阪神、まさかの巨人戦連勝。つい飲み過ぎて、テーブルに積み上げた本がなだれ落ち、本が水浸し。泣きながらタオルで拭く。
知り合いから、ＮＨＫで放送された「大集合！　青春のフォークソング」ＤＶＤをもらったが、「学生街の喫茶店」「わかって下さい」「戦争を知らない子供たち」「神田川」と、まるっきり懐メロ番組。生彩があるのは岡林信康で、ＭＣでしきりに客席を沸かせていた。