コンタックスをぶら下げて秋さんぽ

くもり。「週刊現代」書評、鴨下信一ユリ・ゲラーがやってきた』、「あった、あった。」は、コドモ向け伝記『野口英世』を取り上げる。
次回「ビッグイシュー」は、堀江敏幸『正弦曲線』中央公論新社、といちおう決めて、読み始めるが、うまく行くかどうかわからない。
みちくさ市」の荷物を作り、宅急便で送る。いよいよ20日(日)が迫って来た。残部僅少「詩集 風来坊」にもサインと落款を押し、10冊準備。
京都からは「メリーゴーランド京都店」が10月10〜12と開く古本市に出品依頼をされ、本の処分も兼ねて、参加することにする。秋は「古本」だ、と言っても年がら年中なのだが。
「マイブック」に正月から一週間、たわけたコイバナを書いた日記を見つけ、日記部分だけはずし、残りをメモ帳にする。もう10冊以上あるんだが。
ぬきがき、メモノートを大学ノートにずいぶん作ったのが、あちこち散逸していて、この文庫メモに、短いネタだけ転記して、ネタ帳とする。
ノートはおろしたての数ページが楽しい。
昨日は、コンタックスを首からぶらさげ、玉川上水を自転車を走らせながら撮影大会。カメラを下げていると、カメラの眼になる。それが新鮮。
このコンタックス、フタの内部の腐食したゴムを取りかえたのだが、現像してみるまで、光が入るのが改善されたかどうかわからない。
けっこうあちこちに小さな児童公演があり、それぞれデザインの違う滑り台があり、これを全部、おさえていこうとやり始めたが、ヒゲをはやしたおっさんが、児童公園でバシャバシャとシャッターを切る姿はあやしい。二つ撮って、ヤメにする。
赤旗」六回連載が終り、最後のイラストが返ってきた。これを記事とともに「古書 善行堂」へ送ることにする。店内で「岡崎武志イラストミニ個展」を開いてもらうことになっている。詳細きまれば、また案内します。善行の意向で、即売されるかもしれません。
先日、神保町「みわ書房」の店頭出店で、鴨居羊子『のら猫トラトラ』人文書院を525円で見つける。店主が店番をしていて、600円出したら、財布を少しゴソゴソして、「いいや」と100円玉を返してくれた。25円おまけ、だ。
ちょっと秋から冬にかけて、次の本を出すための態勢を整えることにする。本もたくさん読みたい。
「デ」で、キースジャレット「Standards 2」、ハービー・ハンコック「MY POINT OF VIEW 」、大野雄二「LUPIN THE THIRD JAZZ」のスタンダード編を買う。
CSで「ビートルズがやって来る ヤア!ヤア!ヤア!」を観る。リンゴが見せる哀愁とユーモアが秀逸。この映画でいちばん得したのは、4人のなかで、やや存在の薄いと見られたリンゴだろう。しかし、4人、よく走りよく動く。