ひさびさに「スムース」発刊!

林哲夫さんと、ある件でメールのやりとり。一つはすむーす文庫の「詩集 風来坊」、残りを送ってもらうことにした。手持ちがなくなったので。残り30部、
それから、ひさびさに「スムース」が出るかもしれません。特集は、おそらく本好きなら「いよう、待ってました!」という内容になるはずです。ぼくや山本がいくら「やります」と言っても、それは山の彼方のやまびこみたいなものですが、林さんが「やりましょう」と言ってくれたから、これは出ます。ご期待ください。
書こうかどうしようか迷ったのだが、昨日だったか、佐藤助教授から電話があり、もと阿佐ケ谷南にあって、その後赤羽へ移転した阿南古堂さんが急逝した、と知った。脳溢血だったらしい。まだ三十代半ばで、なんの予兆もなかったという。
佐藤助教授は町田の高原書店以来のつきあいで、阿南古堂の店番をしたりしていた。ぼくは、「東京人」の取材で阿南古堂さんに話を聞いている。それで佐藤くんが連絡してくれたのだ。古本屋ツアージャパンさんが赤羽店の前まで行きながら閉まっていたということがあり、ぼくも一度訪ねようと思っていたが。ご冥福をお祈りする。
市ヶ谷にあった「楽園書林」さんから移転通知が届いた。京都府福知山市猪野々奥ノ谷616、というのが住所。今後は「日本の古本屋」で販売していくようだ。住所をゼンリンの地図検索にかけたが、「猪野々」までで、あとは特定できない。いちおう、国道9号線沿い、ということだが、おいそれと行ける場所じゃないようだ。