京都カラオケ激怒事件

「古本ソムリエ」の日記http://d.hatena.ne.jp/zenkoh/で、ぼくが京都のカラオケで怒った、と書いている点について書いておく。こういうことだ。
初日、ディランセカンドで待ちくたびれて、なにしろ前夜は徹夜で、鈍行の旅も一時間ほどうつらうつらしただけ、どうしたって眠たくなる。いったん店の外へ出て、山本とカラオケへ。丸善あとのカラオケボックスが満員みたいで、少し離れた某所へ。それが10時少し前。10時からフリータイムになる、というので、それまでの10分ほどのために30分料金を払う。それはかまわない。フリーでも1000円と1500円コースがあり、後者なら生ビールが飲み放題、というので、後者を選ぶ。つまり、この段階で、1500円+30分室料で、一人2000以内で収まるはずだった。
部屋へ移動して、3時間近く気持よく歌い、ポテトも注文。そこへ電話が入り、「これからまだ延長されるようでしたら、追加料金がうんぬん」とか言い出す。そんな話は聞いてない。「最初に言われた料金しか払わないよ」と言うと、「じゃあ、ご説明します」と、ベラベラ喋り出す。どなりつけて、部屋へ呼ぶ。なおもくどくど言うので、「何を言っても、最初に言われた料金しか払わん。気分が悪いから帰る」と言ってレジへ。そこでまた「6000いくら」という料金を言われ、睨みつけて黙っていると、ペコペコとさっきの店長らしき人物が現れて、じゃあ3000いくらか、でと、急に値段が下がった。そんなに脅したつもりも、強面で迫ったつもりもないが、結局、最初に言われた料金で済む。ポテトの料金もついていなかった。
不愉快な顔を崩さず店の外へ出て、山本と二カッと笑って「儲けたな」
そのあと、弟のやっているもう一軒の店「キャラメルママ」へ行ったら、弟がいたので、ことの顛末を話す。「そりゃ、当然でしょう」と、同じ水商売の人間として、店側の過失を認める。そのあと、ぼくが「ここはちゃんと払うからな」と言うと、「はい、払ってもらいます」
とまあ。これがことの真相。いまだに何がなにやらわからなかったが、ぼくらの勘違いかもしれない。それにしても、最初にちゃんと説明しなかった向こうが悪いのだ。
翌日も、岩田くん、中嶋くんを加えて、今度は丸善あとのカラオケへ。客引きが前にいて、「VIPルームはいかがですか、料金も20、30円しか変わりません」と言われる。昨日の今日で、まただまされて、とんでもない料金を払わせるかと思ったが、入口からしてゴージャスで、カウンターの店員の女の子もきれい。廊下も部屋も便所もきれいで、しかも空いていた。これからはここですよ。