こんなふうに過ぎて行くのなら

午前中、一本原稿を書いて、外出。サンデー毎日。やっぱり、いつもより人は少ないか。編集部のＨさんに「『赤旗』読んでますよ」と声をかけられる。ちょっと驚いてあわてて礼を言う。Ｈさん、じつは「ブックジャパン」に書評を書いている同じメンバーなり、とこんなこと書いていいのかな。
仕事が早く終り、２時過ぎに神保町へ。文省堂、コミガレの均一コースで買物なし。田村はお休み。５時から「ぶらじる」で打ち合わせがあるのだが、もう行くところもなく、汗まみれで３時前に「ぶらじる」へ。入って右側の禁煙室に席を取って、本を読み始めた（星野道夫『ノーザンライツ』すばらしい！）が、冷房がガンガン利いていて、汗で濡れた体から体温がぐんぐん奪われてくる。ぼくはどうも中年になって、サーモスタットにガタがきたらしく、体温調節がうまくできない。たちまち脂汗が出て、気分が悪くなってくる。５時までもちそうにない。携帯を忘れたので、公衆電話を探し、留守電に侘びの伝言を。もうしわけないことをした。しかも１０円が一枚しかなく、すぐ切れた。駅で小銭をつくり、もう一度電話しようと思ったら、駅には電話がない。何度でも言うが、携帯が普及してから、ある意味、不便になり、人々は不作法で下品になった。あんまり長生きしたくない世の中なのである。
国立「デ」で、ジャズＣＤ４枚買って、帰宅して寝る。
パット・メセニー＆ブラッド・メルドゥ
ビートル・ジャズ
ビル・エヴァンス＆エディ・ゴメス
女性ボーカル。マユミ　ロウ「it's my love」は、ＴＢＭレーベル。新譜、まだ出してんだ。
「みちくさ」均一で和田誠『倫敦巴里』、長新太『ブツブツとうさん　ほらふきノート』が各２００円、いま、ちょっと調べたら、長新太のは、のきなみ３０００円以上ついています。
土日は仕事をします。約束します（誰に？）