古本屋「ユウム」学園西町にオープン

あれやこれやで七月も終り。絶好調の「善行堂」とくらべて、こっちは絶不調だ。
昼過ぎ昼食たべがてら一ツ橋「ブ」へ寄ったら、8月31日で閉店だという。一ツ橋駅から近く、駐車場もあったが、拾える本は少なかった。いますぐ要る『方丈記岩波文庫(部屋を探せば100%出てくるが)ほかを買う。西武多摩湖線に沿って、南下すると、マグドを過ぎてすぐ右側、「ユウム」という古本屋ができた。ここは、もとは新刊書店だったか。内装も新しくなり、全面ガラスで中が外からよく見える。奥にカフェを併設。夜はビールも飲める。このあたりに進出した店としては、しっかりした品揃えで、マンガやエロはない。多少、女性客を意識した品揃えか。ぼくはレイアウトの説明がうまくなく、これは「古本屋ツアー」さんに報告してもらうしかない。小平市学園西町1−25、だと思う。魚喃キリコ『ハルチンさん 2』700円を買う。30歳ぐらいのメガネヒゲ痩身男子が店番(あるいは店長)で、少し話を聞くと、吉祥寺、三鷹にあるブックステーションの系列店ということだ。値段は半額から半額以下。ちくま文庫などは半額よりやや高い、という値段設定。ジャンルはまんべんなく揃っていて、買える本はあると思う。一ツ橋「ブ」が閉める前に、またツアーを組んで行きましょう。均一がないのが、ぼくとしては痛い。