神奈川近代文学館から

okatake2009-07-27

横浜「神奈川近代文学館」で「週刊ブックレビュー」の録りがあり、帰宅後、夕食。家族で買物がてら「ブ」へ寄って、かえって来たら睡魔におそわれ、ベッドへもぐりこみ、起きたら深夜1時だった。
特集は紀田潤一郎さん。出演はぼくのほか、書店員の佐々木麻美さん、作家の山崎洋子さん、放送は8月1日(土)BS2で朝8時半から。再放送は8日(土)BShiで夜10時から、となっています。
佐々木さんはリブロの書店員だが、小瀬木麻美名義で『何度でも君に温かいココアを』(ポプラ社)という小説をこんど上肢された。才人なんだ。聞くと京都出身で、山科にいたというので、山科「王将」の話で盛り上がる。今度の小説も京都が舞台のようだ。
いつもは渋谷のNHKスタジオで録画があり、そこからタクシーで約一時間、一万ちょっとで帰ってくるが、この日はヨコハマから。どれぐらいかかるかわからなかったが、走り始めてすぐ、大きな雨粒がフロントグラスを叩き、高速に乗ったころ、どしゃぶりとなる。下に降りたら渋滞にまきこまれ、けっきょく一時間四十分ぐらいかかってたどりつく。メーターも一万五千円強(もちろん局からタクシー券をもらってる)。
サンデー毎日」に奥成達さんインタビューが掲載される。すると奥成さんたちが作る同人誌「gui 87」が届いた。知り合いの岩田和彦さんがご母堂と「おくりびと」を見にいく話が私小説のようでいい。
ミーツ・リージョナルが「東京の手仕事 東京篇」を送ってくれた。あいかわらずていねいな仕事で、これも「手仕事」を感じる。木村衣有子さん、それに八朔ゴムはんの片岡知子さんも登場だ。
野呂邦暢を顕彰する「季刊 諫早通信」が届く。
昨日、昼飯食いがてら国立駅前へ。「みちくさ市」で儲けた金で、また「デ」でジャズを三枚。レコードはもってるがCDは未所持の名盤中の名盤、「ミンガス・プレゼンツ・ミンガス」、コルトレーン「The Believer」、パット・メセニー「ONE QUIET NIGHT」を買う。最後のは、パット・メセニーバリトン・ギターでマイク一本で録音したソロギターもの。これがいい。アコのギターの音色が、空気の膨らみ、情感の広がりを伝える。チャーリー・ヘイデンと組んだ「ミズーリの空高く」とともに愛聴盤だ。
あ、そうそう青野春秋『俺はまだ本気出してないだけ 2』も買って読んだが、どんどんスゴくなる。
坪内祐三『文庫本玉手箱』書評が、ブックジャパンにアップされています。あれ、デザインが変わりましたね。
http://bookjapan.jp/search/review/200907/okazaki_takeshi_02/review.html
これから仕事をします。ではでは。