毎日が消化不良(「Me & My Mind」)

okatake2009-06-17

昨夜おそく、TBS原稿、18日に出演なので、19日「桜桃忌」にあわせ、新潮社『人間失格ではない太宰治』の紹介原稿を書く。ほんと、太宰漬けだな。ナンダロウくんは、『文藝春秋』今月号に「太宰検定」を掲載。『文藝春秋』から原稿依頼があれば、真打ちだろう。文化系検定と言えばナンダロウくん、という流れになってきた。本人は「早く解放してほしいなあ」とボヤいていたが、いや、売りがあるというのはいいことです。

いまや古本台風ともいうべき「わめぞ」連が、仙台でぶちかます。ひと足お先に、武藤さんが個展のため仙台へ。ぼくはもっと北の函館へ。月末には仙台へ新潟まわりで行きます。仙台のみなさん、もみくちゃにしてください。ならないか。もちろん、塩山VSいがらし対談も参加しますよ。

▼わめぞイベント
武藤良子個展「みんな夢の中」
■会期
6月18日(木)〜7月6日(月)
■会場
火星の庭
〒980-0014
宮城県仙台市青葉区本町1-14-30-1F
tel 022-716-5335
OPEN/11:00〜20:00(日祝〜19:00)
定休日/毎週火曜・水曜
book cafe 火星の庭

◎2009年6月20日(土)〜21日(日)
Book ! Book ! Sendai × わめぞ from 東京 コラボイベント
古本縁日 in 仙台 〜「わめぞ」の古本・雑貨市〜
■会場
book cafe 火星の庭/書本&cafe magellan(マゼラン)
http://d.hatena.ne.jp/wamezo/20090413

◎2009年7月4日(土)〜5日(日)
第15回 古書往来座外市〜街かどの古本雑貨縁日〜
ゲスト BOOK ONN
http://d.hatena.ne.jp/wamezo/20090427

今日はいちにちかけて高橋洋二『オールバックの放送作家国書刊行会を読了。「爆笑問題」の座付きというべき放送作家。1961年生まれだから、ぼくらより少し下。雑誌連載のエッセイが冴えている。好奇心満開。第一線で活躍する人間の気概、みたいなものを感じる。付箋がいっぱい立ちました。さいきん、芸能界で「あだ名」がなくなったという話で、悪口芸人の有吉が唯一「あだ名」づけの名人としていま君臨し、評論家の宮崎哲哉を「インテリ原始人」とつけたのは「さすが」と書いているが、これはほんとうに「さすが」だ。以後、宮崎哲哉を見たら「インテリ原始人」ということばが思い浮かぶだろう。これから書評を書く。あ、いま出ている「サンデー毎日」の魚雷くんによる、『1Q84』の書評は読ませますよ。魚雷くんも続編があと2巻ありと予告し、「なくっても文句を言う気はまったくない」(引用は正確じゃないかも)と、洒落た締め方をしている。
出久根達郎さんから、読書エッセイの新刊『夢は書物にあり』平凡社、をいただきました。各紙誌に発表したもの。いっしゅん、カバーは林哲夫さんかしらん、と思ったが、装画が金田理恵さんでした。きれいな本ですね。なかに「古本屋さん」という一文あり。これは美智子皇后聖心女子学院時代、よく、本を探しに神保町へ通ったという話が紹介されている。「この頃の私の文庫本との出会いは、ほとんど古本屋さんです」と、「古本屋ではなく、古本屋さん、と読んで下さっていること」に出久根さんは感激している。

われらが「旅猫雑貨店」がMXテレビに出演

「6月18日(木)夕方5時〜、TOKYO MX テレビ〈5時に夢中!〉の中の、「東京乙女デート」というコーナーで当店を取り上げていただきました。」

スタジオのコメンテーターが岩井志麻子。カネコは「エロだけはかんべん」と書いているが、無理矢理でもエロネタにさらされそう。がんばれ、カネコ!(あ、もうがんばりようないか)
おれ、明日は見れないだなあ。また、録画したのを見せてもらおう。