下北沢へ

okatake2009-05-19

午後、下北沢へ。井の頭線ホームから階段や渡り通路をくぐりぬけ、出口へ向かう。この複雑怪奇な連絡通路を、四方田犬彦は「エッシャーの迷路」に例えた。
ジャズ喫茶「マサコ」で、山崎ナオコーラさんインタビュー。山崎さん、なんだかきれいな服を着ていた。今夜、パーティでもあるのかも。コトバ少なげながら、一言ひとこと噛みしめながら話すのは、作風そのまま。なんだか、ぼくのほうが余計に喋っていたなあ、と反省する。コクテイルで「山崎ナオコーラVS岡崎タケペプシ」でトークをやろう、と持ちかけたら「ぜひ」と言ってくれた。狩野くん、どうかな?
火曜は「ほん吉」が休みなので、そのまま帰宅。
「古本屋ツアー・イン・ジャパン」がすごい勢いで、連日、東京とその周辺の古本屋をしらみつぶしに探訪している。文字がルビのように小さく、パソコンの画面に顔を近づけ、ようようのこと読むのだが、目が疲れて仕方がない。老人用に、もう少し、なんとか、文字を大きく打ってもらえないだろうか。しかし、「古ツア」に刺激され、いつも、『全国古本屋地図』を片手に、ぼくも改定を加えながら読んでいるが、この10年の、古本屋の消沈、移動の激しさに、いつも驚かされる。たとえば、墨田区の古本屋の少なさなど、ちょっと異様である。いま4軒か。そのなかで「ToToとLuLu(トトトルル)」という新しい店を見つけるが、いったいこれは何だろう。店舗情報(休業日や開店時間、取り扱いジャンル)など、まったくわからない。