山本善行がついに京都で古本屋開店!

okatake2009-05-10

いよいよ、相棒の山本善行が、京都で古本屋を始める。場所も決まった。これまで、ちらちらとブログでにおわせていたが、このたび正式に宣言。6月中に始動の予定。
聞いたところでは、竹岡書店やガケ書房からも近く、また善行の自宅からも近い、しかも大通りに面した一階という好条件。百万遍から白川通り、一乗寺の惠文社へとコースができた。
内装や改装など、これから力仕事が必要です。ボランティアで店作りを楽しみながら手伝ってやろうという有志の方、下記ブログまでご連絡ください。
http://d.hatena.ne.jp/zenkoh/

アスペクト前田和彦くんが、編集した新刊を送ってくれた。矢部智子『本屋さんに行きたい』がそれで、帯文を引いておけば「セレクトショップ感覚の新刊書店、おしゃれな新世代古書店、ブックカフェなどなど、時間も忘れて夢中になれるユニークな本屋さん全23軒を一挙紹介」。
登場するのは、ユトレヒト、喫茶ちょうちょぼっこ、カロ、恵文社一乗寺店、渋谷P&B、百年、にわとり文庫、古本屋さんかくなどなど。紹介されたうちの半分は、おしゃれすぎて、ぼくら古本おやじは怖じ気づくような店だが、それでも、本を見せて売る、という同じ土俵の上で、これだけ多様なショップが誕生しているのは驚くばかりだ。本棚、机、椅子など、インテリアにも気をつかって、木のぬくもりを大事にしている店が多いのも特徴。写真がどれもきれいだなあ。おや、古本屋さんかくには、ぼくの『気まぐれ古書店紀行』が面陳で置いてあるぞ。ありがたし。茅場町にできた「森岡書店」は、ヨッパライでもしないと入るのに勇気がいるようなハイク(ハイクオリティ)な店だが、そうか、店主は一誠堂にいた人か。
日曜の午後、コーヒーでも入れながら、パラパラやりたい本だ。