桜の花が髪の毛について

okatake2009-04-08

畠中さんから、回ってきた告知です。森達也が間近で見られる! 行きなさい。

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『笑撃!これが小人プロレスだ』(現代書館)刊行記念
高部雨市さんVS森達也さんトークセッション●
「小人プロレスを葬ったのは誰だ」


 80年代〜90年代にかけて、女子プロレスの興行とタイアップして日本全国を回り、絶妙の演技で豊かな笑いを提供してきた小人プロレス。プリティ・アトム、リトル・フランキー、角掛仁、天草海坊主等、現在、ほとんど亡くなってしまった彼らの全盛期の活躍とその後の人生を徹底取材。異端を排除するテレビ局に放映を禁止されても、懸命に演じ生きた彼らの実態に迫る渾身のノンフィクション『笑撃!これが小人プロレスだ』。
 著者である高部雨市さんと本書に解説も寄稿されている森達也さんが、熱く小人プロレスの魅力を語り合います。


○日時 4月11日(土)15:00〜17:00(開場14:45)

○於 東京堂書店神田本店 6階
〒101‐0051 千代田区神田神保町1‐17(ホームページ http://www.tokyodoshoten.co.jp

○会費 500円

○定員 100名

●お申し込みは、お電話かメールでお願いいたします。

 電話 03‐3291‐5181
 メール tokyodoshoten@nifty.com

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桜が散り始めた。見ていると、どさっとは散らないで、ほんとうに一枚、一枚はがれていくように、一定のリズムで散っていくのな。不思議ですねえ。神の配剤というものでしょうか。
鷹の台「しんとん」でコーヒーを飲もうと思って入ったら、席に着く時、店の女の人から「あら、桜の花びらが髪の毛に」と指摘される。髪の毛に一枚、花びらがついていたのだ。手で払うとソファの上に落ちた。これが美女なら絵になるが、汚い古本おっさんで悪かった。
窓から、ちょうど桜の木が見える。散る桜の向こうを、西武線の黄色い電車が走り過ぎていく。そのまた向こう。小高い丘の斜面を、悪童たちが、段ボールをそりにして、滑り落ちる遊びを繰り返している。からだじゅう、土埃まみれ。帰ったら、おかあさんに叱られるだろう。いいよな、叱られたって。
水戸芸術館ACM劇場の「ウォーク」58号「日記 あるいは偏執狂的日記特集」が届く。280ページ以上ある重みのある雑誌だ。ぼくはこのブログの一月分を削除や補足をつけ、手直しして送った。ほかに林哲夫津村記久子池内紀小西康陽栗原裕一郎鴻巣友季子といったメンバーが書いている。豪華だ。林さんは、1980フランス、1995神戸(大震災の日の記述あり)、2009年と三年の同じ日を並べるという趣向。林さんらしい。おや、富岡多恵子『遠い空』を読んでおもしろい、と書いているぞ。そうだよ、富岡多恵子は『遠い空』だよ。
「渋谷古書センター」から在庫目録が届く。真鍋博はじめ、たくさんの挿絵原画が掲載されている。ぼくは風間完、田中比佐良のが欲しいな。欲しければ買いなさい。
娘の所属する吹奏楽部が、新年度から顧問がいなくなって存亡の危機と大騒ぎしていたが、どうやら、顧問の先生が見つかったみたいでよかった。あんなにいっしょうけんめいやっているのだから、廃部なんてかわいそうすぎる。娘との会話。
「いざとなったら、お父さんが、国語の講師で××中へ行って、顧問になったるわ」
「無理や」