遠回りの五反田行き

okatake2009-04-04

まいったね。昨日、朝、五反田へ向かうが、新宿で山手線がストップしていることを知る。埼京線(新宿ライナー)、大江戸線もそれに連動して、すごい混雑とアナウンスが。どうすりゃいいの。とりあえず四ッ谷へ。丸ノ内線、銀座線と乗り継ぎ、新橋経由、都営浅草線で五反田へ。30分以上、余計にかかってしまった。五反田の南部古書会館につくと、ガレージのシャッターが閉まっている。あれえ、日を間違えたか、と思ったが、この日はビジュアル本に特化した特別な即売会だったのだ。クロークに「ほん吉」さんがいて、挨拶。なんだか初恋の人を前にしたようにぽーっとなってしまう。洋酒マメ本が300円で出ていたので5冊買う。あとで見たら、一冊だけ700円がついていた。ほか、芸術新潮の洲之内特集400円、「ほん吉」さん出品の「乙女文具セット」を1050円で。やっぱり均一がないと、調子が出ないや。即売会でよくお目にかかるSさんと少し話をし(ナゴヤにも来てくださった)、「だいこんの会」に誘う。
神保町へ移動、地下鉄を降りようとしたら、同じ車内に平凡社のTさんがいた。昨年、ある企画について話して、そのままになっていた。「岡崎サン、あれ、どうですか?」と言われ「やりましょう」と答える。ドトールで御茶しながら、Tさんと四方山話。とにかく企画書を作ること。
サンデー毎日で仕事をし、夕刊編集部へ。新担当者に挨拶。この「あった、あった。」の企画を作り、最初の担当者だった鈴木琢磨さんも。。北朝鮮の情報通としてテレビなどにも出ている。
荻窪「ささま」店内で「スイングジャーナル臨時増刊 ゴールド・ディスク事典』を525円で、均一で一冊買う。西荻へ移動。「音羽館」で均一一冊と、世界のライト・ヴァース3 池内紀編訳『魔女様御優待乗車賃無料』書肆山田を500円。この小ぶりなアンソロジーは、詩を読もうという気にさせてくれる。
まだ時間がずいぶん余っていたので、興居島屋近くの銭湯へ入り(けっこう人が入っていた)、興居島屋へ寄り石丸くんと四方山話。囲碁の本がまとめて入り、その売り方。市場でいま値がついているのが、防衛関係資料。そんな話。
夜は三カ月に一度の楽しい宴「だいこんの会」。御誘いしたSさんも来ていて、いつもは即売会で立ち話だが、この日はいろいろお聞きする。すでに退職され、骨董、絵画、古本を買いあさっている由。プレゼント交換のとき、澄ちゃんの刷り上がったばかりの「本の散歩展」ポスターはSさんの手に。ぼくはSさん出品の「杉浦茂展」絵はがき二点と、杉浦マンガのはんこを押したトートバックをもらう。2次会で少し人が入れ替わり、11時半ごろまでワイワイやる。翌朝、つまり今日起きたら、声が森進一になっていた。騒がしいなかで、大きな声で喋っていたからだ。