古本を買わない日々もある。

okatake2009-01-28

古本を買わない日々もある。
月一度の検査を終え、買物と散髪をするため、国分寺へ出る。デニーズでステーキランチを食べて(隣りで派遣の女性二人が喋ってた。一人がこの3月で辞めるという。ええ、びっくり。やっぱり正社員よね、なんて話を。リアルでした)、「ブックスーパーいとう」まで、だらだら歩き、しかし何も買わず、別の道から駅の方へもどろうと、駅前の道まで出たら、かつて「苔花堂書店」のあったところに「古書」の看板が。そうだ、あとに別の古本屋さんが入ったんだ、と思い、やってるかどうか心配しながら行ったら、開いてた。「古書こしょこしょ」の看板が。通路まで荷物が積まれた通路を奥へ進むと、レジには知った顔だ。ああ、武蔵小金井の「中央書房」さんの息子さんだ。前澤くん。古書展などで顔は見知っているが、話すのは初めて。椅子をすすめられ、じっくり話す。いまはネットと催事中心だが、店売りもやっていて、ときどきお客さんが入ってくるらしい。「おたくはいい本あるね。いい店だね」なんて言われるそうだが、「いい店だね」と店を褒められるような店はダメだと先輩から聞いたそうだ。ほんとうにいい店は、黙って客が買っていく。なるほど。
考えてみれば、この店、「えびな」から「苔花堂」になって、いま「こしょこしょ」と、ずっと古本屋が入っている。これはいいこと。ぼくは3つとも店内に入っている。場所はひっこんでて、あんまりいいとは言えないが、駅近くに古本屋があるというだけで心強い。この日は、一括して買ったという東京関連の本が、びっしり棚を埋めていた。前から一度、話したかった前澤くんと話せてよかった。いい男ですよ、顔も。精悍だし。今度、「だいこんの会」に誘ってみようかしらん。
駅ビル「Loft」で、書見台を買う。前から不便に思っていた。書評を書くときなど、引用の当該ページを開いておくときに苦労していた。その書見台、探したが見つからず、棚の整理をしていた若い店員に、「あの、しょけんだい、を探しているだけど、どこかな?」と聞くと、いっしゅん「?』という顔をする。ああ、これは「しょけんだい」がわからないんだ、無理かなと思いながら、「パソコンのよこで、ホンを開いておける台」と説明すると「!」という顔になり、「こっちです」とあやまたず、置いてある場所へ連れていってくれた。疑って悪かった。
夕方、家族で大型量販店へ、猫のエサ(ここのしか食べないんだ、うちのネコ)を買い、また別の大型ショッピングモールで食事、買物。ぼくはこのなかに入っている「FULL HOUSE」って、中高年向けのブランドショップがお気に入りで、この日もバーゲンで、ジッパーのついた黒のトレーナーを買う。3000円弱。でも、この店、買ったら、その商品を店員が持って、出口まで一緒に行って手渡す。それが恥ずかしい。
夜、「SONG」で小泉今日子を聞く。なかなか、いい歌があったな。
明日は朝、TBSで、午後、NHK。なんだかタレントみたいだ。