仙台を堪能しました

okatake2008-12-29

仙台から帰ってきました。「青春18」を使っての往復という強行軍。やればできるんだ。国立から仙台まで約7時間。新幹線が早くて楽に決まっているが、新幹線では味わえない沿線の風景や、乗り換えの段取りなど、肉体を使った移動に妙味あり。これは、やったものでないとわからん味ですよ。自分であれこれスケジュールを組んで、それがその通り運ぶ喜びもある。まあ、疲れたって言えば疲れたが。行きはどの普通列車も満員でね、立ってる人もいた。「青春18」とは限らないが、けっこう普通を使って東北方面へ帰省する人がいるんだと知った。
途中、福島あたりがすごい雪で、どうなるかと思ったら、仙台はそうでもなかった。雪は降ったが、積もるまではいかない。まずは駅前「ロフト」のジュンクを覗き、「ブ」に挨拶。あ、晩鮭亭さんだ。「!!!!」と本名+職業的呼称をつけて呼んだら、びっくりして振り返っていた。誰かに会うかと思ったら、やっぱり会ったか。宿で荷を解き、「ストック」でハルミン・海月のトークイベントに。向井くんの絶妙な司会で、客がワンワン沸く。知らなかった話もいっぱい。お客さんは大満足だったろう。東京からもあの顔この顔が駆けつけ、その夜は宴会。刺身に牛タンにとんかつ(とんかつ屋さんなのだ)と次つぎ運ばれ大満足。三店舗はしごしたぐらい食べたな。したがってお値段もそれなりに。「マゼラン」さん、ジュンクのジュンちゃん「ジュンジュン」さんにもお目にかかれた。
翌日、って今日だが、新しくできた「本にゃら堂」で取材し、「火星の庭」へ行くと、魚雷くんと晩鮭亭さんがいて、次いで退屈男と大塚ちゃんが登場。なんだかどこへ行っても、知ってる顔ばかりなり。このあと、前野さんに車で「マゼラン」さんへ連れていってもらい、ぼくだけ先に仙台駅へ。そして、帰ってきました。まあ、このあたり、「彷書月刊」の次々号で報告します。仙台を堪能しました。
前野さんが言ってけど、仙台は近いんだよ。東北ってイメージだと、「北帰行」という感じになるが、新幹線ならナゴヤより近い。もっと気軽に、どんどん東京からも行ってほしいものである。
あ、車中でディック・フランシスの新作『審判』を読了。遠藤周作『沈黙』は三度目くらいか(国語教師時代、授業でやって、このときは精読)読み直して感動を新たにした。