寒くなってきた

okatake2008-11-09

くもり、寒くなってきた。夜は鍋。鍋の季節だ。
あれこれ締め切りが詰まってきたせいか、終日、低調。「Book Japan」の今年のベスト5とコメント、送付。思いつくまま、今年後半に書いた書評を参照に選び、順不同で番号をつけ送ったが、順番をつけてほしい、というので、つけた整理番号そのままを順位とする。一位は津野海太郎『おかしな時代』になったが、五位の中野翠『小津ごのみ』と差はない。
ビッグイシュー」は締め切りが過ぎ、さんざん迷ったあげく小山清『日日のパン(ほんとは漢字)・風貌』講談社文芸文庫を取り上げる。小山について書いているあいだに、全集が欲しくなってきた。旧版の筑摩の全集がネットでは、6000円から12000円と開きがある。
「あった、あった。」は、『おすぎとピーコの悪口半分百人分』CBS・ソニー出版。1979年刊。表紙と挿絵が和田誠
昼飯が済み、歩いて国立へ。増田書店で、小林秀雄講演CDつき「新潮」12月号を買う。文芸誌を新刊書店で買うなんて、何年ぶりか。「ブ」で「落語ファン倶楽部」2が105円。フジモトマサル『スコットくん』角川書店が200円。後者は中公文庫版は持ってるが、そうか、こういう横長のかたちで、カバーは赤か。
ビッグイシュー」は、レギュラー以外にちょっとおもしろいテーマの原稿の注文があった。同じテーマで高野文子さんが描くというので楽しみ。劇団昴講演のパンフに文章を書いてくれ、という注文は、「だいこんの会」でいつもご一緒する、元「三百人劇場」の村上さんから。前に北條くんも書いたそうだ。クリスマスのお薦めの本、ということだが、少し気楽に書かせてもらおう。
昨晩、クリント・イーストウッド「ミリオンダラーズ・ベイビー」を、再び見るが、後半を見るのがつらくなって、止めてしまう。心が弱っているのだろうか。
荒川洋治『読むので思う』幻戯書房、読み継ぐ。おもしろい。