古本にひかれて善行寺参り

okatake2008-10-30

明日から広島入り。途中下車して、福山で古本屋を一軒覗いていこうと思う。ちょうどふくやま文学館で「井伏鱒二木山捷平」展がある。ほんの数時間の滞在だが、見知らぬ町の、見知らぬ古本屋へアプローチする楽しみが残っている、というだけで、少しは長生きしなきゃと思うのであった。できれば、三原へも行きたいが、ちょっと難しそう。
すでに、今日から京都では智恩寺の古本まつりが始まっている。いい天気らしいので、京都の中心で古本と叫ぶ者たちが右往左往していることだろう。ぼくは2日に参戦。大阪の「アトリエ箱庭」さんのさのしげ展へも山本と行こうと話している。その山本善行が、ホームグランドの「ガケ書房」で、以下のイベントをするようです。「バーチャル古本寺 善行寺」とは何か? この期間に限り、山本は頭を剃り、扉野くんから袈裟を借りて、みなさんに「古本経」をよむらしい。あくまで「らしい」ですよ。

知恩寺秋の古本まつり便乗企画
〜「古本寺」善行寺 秋の参拝どうですか〜
10月30日(木)〜11月13日(木)まで
古本ソムリエがガケ書房で在庫を放出!
ガケ書房境内にて、山本善行
「バーチャル古本寺」善行寺をオープン。
お参りすると、知恩寺でナイスな古書との良縁が
あること間違いなし。
期間中、設けられた賽銭箱にお名前・ご住所・電話番号
を書いた メモを投函されると、(お一人様1枚のみ有効
お買い上げしなくても投函できます)
抽選1名様にガケ書房内「善行堂」棚の古書全品・
永久10%割引券プレゼント!
があります。
なんと永久に使用できるというスペシャル具合。
当選者は、ガケ書房HPにて発表、連絡します。
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ようやく「Book Japan」に、蜂飼耳『秘密のおこない』毎日新聞社の書評を書きました。数日中にアップされると思います。北條くんも常連執筆者。また、覗いてみてください。
「ギンレイ」で、クローネンバーグ「イースタン・プロミス」、ポール・ハギス告発のとき」を観る。帰り、「コクテイル」で2時間ほど飲んで帰る。都内はすべて自転車で移動、かつて芸能界の裏方をして、いまはハウスキーパーの仕事をしている、とても元気なおばさんと喋った。週明け、またお目にかかります。
郡山へ引っ越しした海月書林・市川さんからハガキをもらう。そうか、郡山か。コクテイル・狩野くんの故郷でもある。
新中野「すずき邸」で、内澤さんと一緒に来ていた、「考える人」編集部のアゼツさんから「考える人」最新号を送ってもらう。特集が堀江敏幸と歩く パリとその周辺。これ、読みたかったんだ。広島への車中、読もう。