今日はこれだけ

okatake2008-09-24

右文書院から、山口昌男『本の狩人 読書年代記』が届きました。昭和34年から現在まで、単行本未収録の書評と読書エッセイを収める500ページ近い本。年代順に収めてあるのがミソで、各年の最初に、どんなことがあったか、略年譜で記してある。ちょうどぼくが生まれたころから、ぼくの年齢ぐらいまで、山口さんは書評の仕事をしてきたんだ。その長さがそのまま一冊になったような本だ。
彷書月刊」は特集「画廊回廊」。ぼくは、肋骨を傷めながら、長野の古本屋巡りをした日のことを書いています。連載は129回になった。「彷書月刊」はこの10月号で276号になる。あと2年で300号。すごいことだ。
大阪古書研究会の目録「萬巻 22号」は読み物部分は近代ナリコさん編集。カラーグラビアで「恋愛貼込帖 第二回」が掲載されている。
今日はこれだけ。
と言いながら、「ナニコレ珍百景」を見てたら、世界一狭い古本屋、沖縄牧志の「とくふく堂」が登場していた。写真では見たが、動いている克明な映像は初めて。いまは、隣りの空き店舗も支店として使っているようだが、そっちも狭い。本店の方は、ゲストの伊集院が「確実に、オレ、入れないですよね」と言っていた。これ、見たら、行きたくなるねえ。で、ここまでとはいかないが、自分でもちょっと店、やりたくなった。そんな気持は初めてだ。