バラの刺で死ぬこともある

8月9日、京都で「読書の腕前」講座が開かれます。場所はまだちょっとわからないけど、午後1時30分ぐらいから市内のどこかで始まります。ゲストが角田光代さんとあって、なんだか申し込みが殺到して、すでに300名近くになるらしい。で、抽選ということになるのですが、関西在住でどうしても、という方で、ぼくのメールアドレスを知っている方はご一報ください。知り合い枠ということで、お願いしてみますから。ダメだったらごめん。
9日の夜は大学の同窓会で、11日が下鴨古本まつり。たぶん11日の夜、「すむーす」連を中心とした宴があると思います。山本善行がいま動いてします。東京から下鴨を目指す人もぜひご参加ください。
昨日、ぼく一人が留守番で、珍しく妻が丹精している庭の花や木々に水を撒いてたら、バラの刺を指に激しくさしてしまう。刺は抜いたがずきずき痛む。慣れないことはやるな、ということか、
妻子が帰ってきて、そのことを報告。あんまり同情されず、「リルケは刺がささって死んだんや」と恨みがましくいうと、娘が「そんなかっこいい死に方、お父さんはできない」と一喝される。
書評用の本をひたすら読む。これがやや畑違いの本なので、休憩と称して、ついつい「時刻表」に手が伸びる。「青春18」を使って、あそこもここも、と考えるのが楽しいんだよ。
京都発で福井直通の普通電車があって、意外や3時間で行けるから行ってみよう、とか。上野から仙台まで、ちょっと時間はかかるが、水戸、いわきと経由して太平洋側を行けば、乗り換えが少なく7時間弱で行けるとか、いやいや、水戸で水郡線に乗り換え、郡山から仙田へ、というルートも魅力ある、とか考えるだけで楽しくなってくる。夜行の高速バスで、遠距離のある地点まで行って、そこから「青春18」という手もあるんだよね。ああ、もっと若かったら、北海道をくまなく一週間ぐらい巡る旅もいいなあ、とか。逃避ですね、これは。