ぎんぎんぎらぎらの夏なんです

okatake2008-07-17

朝、TBSラジオ。四方田犬彦四方田犬彦の引っ越し人生』を紹介する。森本毅郎さん、ゴルフでホールインワンをやられたという。そのお祝いが、来週あるが、行けるかどうか。
帰宅してすぐ、晶文社『雑談王』の再校チェックと、イラスト描く。午後、島崎さんに無事受け渡し。ようやくゴールが見えてきた。営業の判断で、8月を避け、9月発売になるかも。ぼくのせいでここまで引っ張ってきたのだから、まかせるつもり。
夕方までぐーすか寝る。地下は涼しいので、クーラーなしでも、昼寝ができるのだ。
宮崎俊『折り返し点1997〜2008』岩波書店とどく。これは「インビテーション」用。そのほか、待機している書評用の本が、池谷伊佐夫『古本蟲がゆく』文藝春秋(「本の話」用)佐川光晴『金色のゆりかご』光文社(「北海道新聞」用)、ジョアンヌ・オッペンハイム『親愛なるブリードさま』柏書房(「時事通信」用)、矢作俊彦傷だらけの天使講談社(「サンデー毎日」用)。青春18を使って、いちにち、たまった仕事用の本を読む旅に出ようか。
夕食後、国立まで散歩。「ブ」で小谷野敦の小説『非望』幻冬舎ほかを買う。
阪神、ヤクルトには勝てない。ヤクルト、阪神を相手にすると、非常にいいチームに見えてくる。相性というものならん。
夜、CSで「俺たちの朝」3、4話を連続して見る。オッス、チューちゃん、カーコの三人組が、極楽寺の下宿の一つ屋根の下に住む。懐かしいなあ。関西で見ていたとき、このドラマにしょっちゅう映る江の電と、極楽寺の駅をひどく遠いもの、それだけに憧れの対象として見ていた。この三人のなかで、気弱で冴えない役どころのチューちゃん(小倉一郎)に我が身を重ねていたのだ。小倉一郎は「それぞれの秋」の頃から、強いシンパシーを抱いてみていた。3話では荻島真一がゲストで出ていたが、この荻島にも、小倉にもぼくは取材で会っている。関西でTVを見ていた時には、夢にも思わなかったことだ。
長谷直美がかわいい。1956年生まれ。都立駒場高校卒、現在は1994年に外資系会社勤務の幼馴染と結婚し、パリ在住という。
早春スケッチブック」の相鉄線希望ヶ丘駅」を舞台にしていたとは、これも関西で見ていたころには気づかなかった。
東京に出てきてよかったな、とつくづく思う。これは『四方田犬彦の引っ越し人生』の影響もある。
一日のうち、Tシャツを3回ぐらい着替える季節になった。夜7時でも空が明るい。国立へ向かう道に、ひまわりが咲いていた。ぎんぎんぎらぎらの夏なんです。