わめぞ文庫、出るぞ出るぞ、あの本だぞ

okatake2008-07-12

ブログで評判となった、武藤さんの、あの文章が一冊の本に!

わめぞ文庫001
武藤良子著『大阪京都死闘篇 武藤良子関西旅行記(仮題)』
解説・南陀楼綾繁
予価 500円(税込)

武藤良子(むとう・りょうこ)
イラストレーター。1971年生まれ。セツ・モードセミナー卒。わめぞメンバー。主な装画に、未來社PR誌「未来」の表紙、「白蓮れんれん」林真理子集英社文庫、「作家の読書道」本の雑誌社、「千の命」植松三土里・講談社、「FUTON」 中島京子講談社文庫、・「庭の桜、隣の犬」角田光代講談社文庫など。

以下、続刊!

これは楽しみ、だ。けっこう売れるんじゃないかな。映画になったりして。どんな体裁になっているか、現物を見るのが楽しみだ。

さて昨日の話。午前中、新横浜の某受験産業で、「サンデー毎日」の取材。この夏、小学生に本を読んでもらおう、中学受験にからめてというお題。新横浜はでっかい駅ビルができて、駅前も工事中で大きく変わろうとしている。横浜線へ至る通路と、ホームだけは一緒なんだけどさ。駅ビルに入った三省堂で、資料として『中学入試でる順国語長文読解75』と、yonda?トートバックほしさに、瀬尾まいこ『卵の緒』、中沢けい『楽隊のうさぎ』、湯本香樹実『夏の庭』を買う。ここいらが、中学入試に出題されそう、と睨んだわけだ。
帰り、「ブ」を発見。しまった、早く着いたので、時間をつぶしてたんだが、ここへくればよかった。
時間がないので、ホームでサンドイッチをぱくつき、大井町からりんかい線で国際展示場へ。空は快晴、風が強く、アプローチの長い人の列を激しく叩く。それにしても遠いなあ。今日は中央公論社のブースに作られたスペースで、30分ほどお話をすることに。過去のベストセラーを画面に大きく映し、それについてコメントする。最初、客席はまばらだったが、次第に埋まり、途中から後ろで立ち見が大勢いた。終わってサイン。
すぐに新木場、有楽町線飯田橋移動。「ギンレイ」で、「きみのためなら1000回でも」1本だけ観る。ついでに「ギンレイパスポート」の更新。1万500円。これでまた、一年、少し遅れだが内外の新作を楽しめる。
西荻へ移動。三喜(みよし)で恒例の「だいこんの会」、また盛り上がる。ちょっと予約人数が少ないかも、と言われていたが、海ねこさんが若手の古本屋さんたちを半ば拉致するように連れてきてくれたおかげで、膝送り膝送りの盛況。
長い長い一日に、タクシーで帰宅。ばたん、とベッドに倒れ込む。

あ、そうそう。「だいこんの会」の席を使って一本打ちあわせ。この4月から始まった「Book Japan」というブックレビューサイトで、書評を始めることになった。あの友部正人さんも書いていて、『女子の古本屋』を取り上げてくださった。新刊はもちろん、旧刊本でも気に入ったものがあればOKというのが気にいった。もちろん閲覧無料ですから、ぜひアクセスしてみてください。

http://bookjapan.jp/
です。とりあえず今月中に一本書きます。何書こうかなあ。いま読んでる多和田葉子にするか。