雨の吉祥寺、そして西荻へ

okatake2008-06-06

昨日一日雨。夕方まで仕事。「サンデー毎日鴻巣友季子さんインタビュー原稿など。
雨のなか吉祥寺へ。ごちゃまぜ古本市を覗き、5、6冊を購い、先日、海ねこさん御一行と回ったコースを改めて写真を撮る。吉祥寺の新顔を「彷書月刊」に、と思っている。「トムズボックス」の和田誠展までまわれなかった。「よみた屋」の均一でも、いいのを3冊拾う。ちょうど店内に澄田ご夫婦が仲良くいて、言葉を交わす。「ほん吉」の話。今月号の「彷書月刊」に、再開発にひっかかると書いたが、「ほん吉」はだいじょうぶ、なようだ。
西荻へ移動。「音羽館」をさらりと触り、「のら坊」。ここで、「教員養成セミナー」の編集部の面々とお食事会。「よろず古書店」の連載が4年目に入る、そのお祝い。同誌でこれだけ続く連載は珍しい、のだとか。好きなこと書かせてもらっているので、こちらもうれしい。編集長の男性が風邪で来れなくなり、女性編集者3人に囲まれて、ほんとうにどれもおいしい料理をつつく。この日はコースを取る。
今朝は、半日遅れで「buku」の連載原稿を、一時間で書く。2、3枚くらいの原稿なら、一時間ぐらいで書くほうが、リズムに乗って、うまく書ける気がする。あれこれ、手をかけて、悩んで、いじくりだすと、文章が濁る。これは推敲、とはまた違った話。
よみた屋の均一で買った一冊。森繁久彌『あの日この夜』東京新聞出版局。最初の森谷司郎監督のスケッチがいきなりおもしろい。