とりあえず『新・文學入門』告知

okatake2008-05-30

工作舎のホームページに、ついに『新・文學入門』のお知らせ、が出ました。画像を取り込めないので、石丸澄子さんデザインの表紙は、アクセスしてみてください。いいですよお。

ついに発売! 岡崎武志さんと山本善行さんの文學漫談本

人気古本ライターの岡崎武志さんと山本善行さんの対談本が、ついに6月下旬に発売になる。そして表紙がお披露目できるようになった。表紙は岡崎さんの前作『気まぐれ古書店紀行』と同じく石丸澄子さんのシルクスクリーン。眼にも鮮やかなブルーだ。

岡崎さんと山本さんは大阪出身の同級生。今や東京人となった岡崎さんの活躍はご存知のとおり。方や京都在住の山本さんは関西情報誌「L magazine」で連載を持ち、「本のソムリエ」と呼ばれる。気心知れた関西人二人が、埋もれた名作を発見する楽しみを語り尽くすのだから、面白くないはずはない。

イベントも早々に決定。ジュンク堂書店京都BAL店では6月1日から1ヶ月、200点もの関連本を集めて大々的にフェアが開催される。岡崎さん山本さんが選んだ古本も並ぶ。6/21には二人揃ってのサイン会。 さらに翌22日は神戸・海文堂書店にてトーク&サイン会開催、と関西でのイベントが続く。東京でのイベントも目下準備中。大きく盛り上がりそうだ。

ジュンク堂書店京都BAL店 フェア
2008.6.1〜6.30  5Fフェアスペース
サイン会 2008.6.21(土)17:00〜 8F特設会場
お問い合わせ:TEL 075-253-6460

海文堂書店
2008.6.22(日)15:00〜  トーク&サイン会
お問い合わせ:TEL 078-331-6501

『新・文學入門』


えー、追加。午前中、学研新書の書き込み。正午ころ、神保町へ和洋会。今日はちゃんと買った本を書きます。和洋会では、ぼくは「みはる」なんだ。だから、まず「みはる」へ。文庫の大きさの『旅人』は窪田空穂の、これは随筆集だろうな、大正二年の刊。「火事」「火事跡」「理髪店」「乞食」と魅力的なタイトルが並ぶ。300円。洋書なんだが、『W、C、フィールズ』は、この太っちょの喜劇人の写真がいっぱいで100円。昭和30年の「小学一年生」は300円。双葉十三郎『外国映画25年みてある記』200円。以上が「みはる」だ。
「鳩書房」が100円本を大量に出していて、富澤一誠を、ぼくはべつにまったく関心はないが、『ぼくらの祭りは終ったのか』は100円で拓郎論あり。国文学の「村上春樹」は、まあ、仕入れ。NHK人間大学、澤田隆治「上方芸能 笑いの放送史」も、まあ仕入れかな。あとは虔十書林から、『挑発する子どもたち』、ビックリハウス75年7月号は「テレビ」特集で、これは学研新書の資料で300円、といったところ。最高が300円、という買い方が、あいかわらず恥ずかしい、
彷書月刊編集部で、プレゼント用の『女子の古本屋』3冊に、サインと、女子の古本屋の似顔絵(誰を描いたかはお楽しみ)を書く。
サンデー毎日で仕事。終わって魚雷くんとお茶。
「ギンレイ」のプログラムが、この日最終日で、4時から2本見る。ドイツ映画「4分間のピアニスト」と、スイス映画の「僕のピアノコンチェルト」。どちらも天才ピアニストを扱いながら、タッチは対照的だ。ぼくはどっちもおもしろかったな。