無事、すんだ

okatake2008-05-19

関西での『新・文學入門』(工作舎)イベント

●6月21日(土)午後5時〜

ジュンク堂京都BAL店

サイン会

●6月22日(日)午後3時から5時

神戸・海文堂

トークショー&サイン会

いずれも一般の書店に並ぶ前にこの日だけ、

特別に本をご用意するかたちになります。

限定150冊。まだしばらく書店では買えないから、自慢できます。それから、両日とも、ゴッドハンド山本と握手ができます。古本の腕がみるみるまに上がる、と過去に実証済み。掘り出し物をしたい人、欲しい本に早く巡り会いたい人など、握手しにきてください。
電話で山本と喋ったのだが、どうも毎回、神戸と京都で、大阪から一向に声がかからない。こちらから売り込むわけにもいかないし、行く用意はいつでもある、とだけ言っておこう。ただし、この両日の空いた時間、ですよ。22日の午後1時から、ぐらいだとありがたい。ああ、じゃあ、ぜひうちに来てください、という書店等ありましたら、工作舎の石原さんまで、ご連絡ください。よろしく。7月に入ってから、東京でも何か考えます。

あれやこれや、どっと押し寄せる。
昨夜、西荻ブックマーク、滝本誠さんのお相手をつとめてのトークショー、無事終わる。2時間があっというま、だった。滝本邸から放出の本、パンフ、チラシなど、お客さんに次々とプレゼント。二次会もくつろいで、おいしい料理においしい酒。
国書刊行会のTさんと話す。ねばりにねばって、武藤康史の重い腰を上げさせ『文学鶴亀』を作った編集者だ。こういう編集者、いまでもちゃんといるんだなあ。しかし彼、とんでもないヨッパライで、電車で移動中、泥酔し、帰宅したらマジックで顔に、歌舞伎の隈取りのような落書きをされていた、という。なにがあったのか!
その前、昼は立川栄「ブ」で中公「日本の文学」、万太郎と里見とんの巻を買って、「サイゼリア」でパラパラ読む。手頃で、まとまった里見のアンソロジーとして、ベストではないか。「或る年の初夏に」は、松江に友人と貸家探しに行く話。友人「佐竹」とは志賀直哉のことなり。田村孝之介の挿絵がまたいい。
西荻へ行く前に荻窪「ささま」に顔を出す。吉行淳之介猫踏んじゃった』番町書房は和田誠装幀。105円。315円棚から十川信介『「ドラマ」・「他界」 明治二十年代の文学状況』筑摩書房を買う。これはまた、同じ著者の岩波文庫別冊『近代日本文学案内』を読んでいるところだったから、どんぴしゃ。「音羽館」店頭で、小野十三郎詩集『大海辺』100円。