安武右京の手取りは5万7千円

okatake2008-05-10

朝7時に目がさめる。このところ、ずっと早い。スーパーでアルバイトしていた頃の夢を見る。CSで「パパと呼ばないで」の第5回を途中から見る。右京の月給は手取りで5万7千円。いま、その5倍と考えて、28万くらい。右京は日本橋の石油会社の営業マンで、20代半ばか後半。そんなものか。いつも社の茶封筒を脇にはさんでいて、これがサラリーマンを表す小道具。下宿のおばさん(三崎千恵子)は、ホウキと掃除機を両方使っている。テーブルにはおひつが。最後、銭湯が出てくるが、サイトで月島、佃の銭湯で調べると、これは「月島2丁目」の「東湯」か。ドラマでも電柱の表示に「二丁目」というのがちらりと見えたし、アップされた写真の入り口右手から続く白い塀が、ドラマに出て来たのとそっくり。
昨日は、サンデーで仕事。そのあと集英社の三丁目ビルで、小路幸也さんをインタビュー。終えて、そのまま8階へ。新書編集部で、梶屋さんに挨拶し、忍穂井さんと、第一回「坂巡り」散歩を挙行。神楽坂を上り、肉まんの行列ができる「五十番」を右折、三念坂から江戸川、金剛坂、伝通院と歩く。これは、漱石「それから」代助が、三千代に会いに行くコースを、坂がらみでなぞったもの。実際の代助の住居は五軒町あたり。伝通院西側に、三千代の家があった。そのあたり歩いていると「未来社」の看板が。あれ、こんなところに。出て来た女性に「あの、出版社の未来社、ですよね」と言うと、中へ招き入れられる。仕事をしている天野さんと目があい「あれえ!」。
てなことを含め、漱石の小説をからめながら、月に一度、集英社新書H・Pにアップしていきます。
もちろん、そのまえに光文社新書。これは今月中に仕上げねばなりません。わかっております。
三浦雅士漱石岩波新書を読み始める。岩波新書矢野誠一『人生読本 落語版』も買ったから、3冊。こういうことも珍しい。