ふるほん博覧会

okatake2008-04-20

工作舎から『新・文學入門』のゲラがどさっと届く。晶文社のゲラの束も目の前にあり、あれこれ目の前が真っ暗になる。
姫路から詩人のOさんが上京。夜、コクテイルで会うことに。荻窪「ささま」にちょいと寄る。315円コーナーが充実。しかし、人に会うから、あんまり買えないな。前田愛『近代日本の文学空間』新曜社木村荘八全集の端本第四巻が315円。105円から淀川・蓮實・山田『映画千夜一夜』を。
詩人のOさん、つまり大西隆志さんのことだが、じっくり喋るのは6、7年ぶりか。音楽活動のこと(中高年バンドを組んでいる、CDをもらった)を含め、顔の広い文化的活動の一端を聞く。大西さん、コクテイルのことがたいそう気に入った様子。よかった。最後、カラオケで締め、と思って行ったら、1時間半待ちと言われ、四丁目カフェへ移動し、また少し話す。帰りは昨夜に続き国立駅からタクシー。
狩野くんからもらった小さな告知チラシは、5月10・11日と高円寺の西部古書会館で開かれる、新しい試みの即売会の案内。2000年代に開店した新世代の古書店の店主たちが集まって、いつもとはちょっと違う即売会をやる。イベントもあり、その一つ、11日(日)13時から一時間、ぼくが「ブック・ジョッキー」をやる(らしい)。ぼくが買った本をマイクでくっちゃべり、それを館内放送に流すという。選んだ本はお客さんにプレゼント。また、来場したお客さんにも登場してもらう、という試み。まったく、変なことを考えるなあ。やります、けど。
まあ、くわしくは中央線各沿線の古書店に置かれたチラシ、あるいはブログ「古本博覧会」にアクセスしてみてください。オークションもあるよ。
川本三郎向田邦子と昭和の東京』新潮新書を受贈される。中央線の車内で読む。