さそうあきら『神童』

okatake2008-02-25

目覚ましかけ、朝6時に起床。鉄道の夢をみる。仕事がたてこんでくると、よく電車の夢を見るな。船で港について、山陰本線に乗り換える。益田あたりらしいが、駅名は違う。まるでバス停みたいな貧弱な駅。バスみたいな小ぶりの一両の電車。途中、散文みたいな駅名がいくつかあり、地下へ激しく傾斜した箇所を超える。ジェットコースターみたい。こういう旅もまた、いいなあと思う。
午前中、気の張る仕事を終え、午後サンデー毎日へ。明日から出張なので振替え。その前に、東京堂へ寄って、『ベストセラーだって面白い』80冊にサイン、作家似顔絵イラストを入れる。すべて新バージョンで、石田千さん、洲之内徹山村修(狐)などは新ネタ。ちょうど「彷書月刊」を納入に来ていた田村サンと言葉を交わす。
帰り「ささま」に寄る。均一で、大岡昇平『野火』創元社、帯付き初版、小磯良平装幀を。ほか、三木卓『詩の言葉・詩の時代』晶文社、文庫から中村光夫選『私小説名作選』集英社文庫、それに文春文庫のミステリ、R・ドレイパー『ハドリアヌスの長城』(北上次郎が『読むのが怖い!』で絶賛)を。店内で、夕刊フジ編『写真集 ひと・ぴいぷる70 活動する顔』ノーベル書房というおもしろい本を見つける。1970年代の「顔」ともいうべきタレント、作家、著名人の写真とインタビューを収録。525円。おお、これは久々のヒット。レジで、野村くんから『ベストセラー』のサインを頼まれる。買ってくれたんだ。
今日も風が強く、寒かった。夕食後、3時間ほど眠る。日販「新刊展望」の読書日記を書いて送付。締め切りのある原稿を、付箋に書いて、パソコンのラックの上に貼付けて、一つ終わるたび、はがしているのだが、これで6枚あったうち、5枚が取れた。あと1枚。しかし、力尽きて、さそうあきら『神童』全4巻を再読してしまう。困ったもんだ。
明日から二日、関西出張でお休みです。