故郷へ錦を飾る

okatake2008-02-21

昨日、神保町経由でサン毎。車中では、青柳いづみこ『ボクたちクラシックつながり』文春新書を読む。『のだめ』ほか、クラシック音楽を題材にしたマンガをもとに、青柳さんがクラシック音楽の奥深さ、音楽家たちの知られざる姿などを伝える。おもしろい。編集者相手に語る、というような書き方になっている。
神保町では、ちょこちょこっと買う。東京堂・佐野店長に『ベストセラーだって面白い』のサイン本用入荷をお願いする。
サン毎で、川上未映子『乳と卵』書評を書くことになり、本をもらう。芥川賞受賞作を書評するのは、ひさしぶりじゃないか。ちょっとだけ気がひきしまる。
毎日新聞社、上のフロアを覗くと、小学校の同級生・三宅くんを発見。新刊の拙著を手渡す。近々、異動がある由。ひさしぶりに一緒に一杯やろうと話が決まる。ちょうど来週、2月27日に、出身地・大阪府枚方市教育委員会から依頼を受け、講座「生きること」(一人称で語る自分史)で喋ることになった。場所はサンプラザ生涯学習市民センター。駅からすぐ。まだ空きがある、とのことなので、関心のある方、NPOひらかた人権協会(072・844・8788)までご連絡ください。参加費は無料、だそうです。ぼくの講座タイトルは「枚方生まれの我が古本人生」というもの。ほかの日の講座は、多文化共生、沖縄戦と平和、戦争体験記などまじめなものばかり。ぼくだけ、ちょっと、バカバカしいお笑いを一席、という感じだ。枚方第二小学校、四中、三中、中宮中(ぼくは中学を3つ行ってる)の同級生、卒業生がいるといいのだが。
昨日は「ささま」でも均一で3冊、対岸の「ブ」は、本当にいつも何も買えないところで、ほとんど手ぶらで帰るのだが、この日、あんまり買えなくて、半額コーナーから戸井十月チェ・ゲバラの遥かな旅』集英社文庫300円を一冊だけ買う。カストロ退陣記念というより、「モーターサイクル南米旅行日記」を映画化したのをBSで見た、から。
そうそう、昨夜は「ジュリア」をBSで見る。4度目か5度目か。ジェーン・フォンダとバネッサ・レッドグレーブの演技合戦。なかんずく、後者の存在感がすごい。光り輝いている。小林信彦はこれを評して「神技」と呼んだ。ダシール・ハメットに扮したジェーソン・ロバーツも儲け役。
みすず書房の宮脇サンから「みすず 読書アンケート」号を送られる。ああ、これ、欲しかったんだ。山田稔さんのコメントを確認。長生きはするものです。
ゴヤ・ブックマークは盛況なようで、リブロで出店している一箱古本市のぼくのブースの写真とともに、もう半分くらい売れたので、追加をとのメッセージが。これもうれしい便りでした。