これも風邪のせいならいいんだけどね

okatake2008-02-01

ああ、また「ブ」の話かい。いいかげんイヤになっちゃうね。昨晩、家族で「ガスト」(以前住んでいたマンションの近く、よく行ったんだ。ここ)で食事をし、ほんとうにひさしぶりに花小金井「ブ」へ。ここは大型店なのだが、ほとんど買えない。この日は、雑誌大型本が半額、とあって、棚にはりつくと、けっこう拾えた。あとで、妻に聞くと、ロッククライミングみたいな姿勢で、なにかがのりつっているようだった、らしい。『昭和 二万日の全記録』(講談社)はよくできたビジュアルクロニクルで、その12と13を買う。昭和30年代資料なり。各500円の半額。「芸術新潮」2007年、川端康成とパリのびっくり箱特集を各250円の半額。その他、『古写真集 関門浪漫』が450円の半額。いちばんの買い物は洋書大判本で、アメリカの蒸気機関車の歴史の本。写真やパンフなど図版がたくさん。これが800円の半額。ほか『アメリのabc』150円などどっさり買っちゃった。
1000円以上の買い物で抽選くじを娘が代わりにひくと、これが500円。500円なんてのが入っていたんだ。
夜は、BSで「モーターサイクル・ダイアリーズ」を見る。若き日のチェ・ゲバラが、友人と古いオートバイで、南米を縦断するロードムービー。最後、ハンセン病の療養所で働くのだが、そこからが描写がありきたりで、つまらなくなる。もちろん、そこが大事なシーンだとはわかるが。オートバイの音がよかったねえ。
それで風邪をひいてしまう。熱はないが、ぞくぞくして、くしゃみと鼻水が止まらない。
今日は、北海道新聞の取材を受けた。神保町の今とこれから、について。まだ、企画段階で、ものになるかどうかわからないらしいが。
国立「ブ」で辻原登ジャスミン』文春文庫を拾う。『枯葉の青い炎』という短編集があんまりよかったので。
今日は山本薩夫『傷だらけの山河』を見る。山村聰主演。どうも西武の堤康次郎をモデルにした映画みたい。権力欲に憑かれた、家族をかえりみない自分勝手な男を、山村がみごとに演じていた。
筑摩のまえがきと最終章のゲラ直しを返送する。これもいよいよ、だ。