冬の花火と思いがけない遭遇

okatake2007-12-24

ほほう、クリスマスイブですか。それはどうも。
22日はコクテイルライブ。歌わず1時間半喋ったが、なんで歌わないんですか、と何人かに言われ、歌ったほうがいいのかな、と。
ハルミンさんが来てくれ、終わってから、少し相談が、というので聞くと仕事のこと。うんうん、なるほど。近くにいた学研の編集者2人、魚雷くんにも聞いてもらう。ちょっと、詰まっていた溝から、水が流れ出たみたいでよかった。ぼくは役に立たなかったけど。いつでもハルミンさんの味方だよ。
23日は、上々堂へ精算と追加補充に。風邪ではないと思うが、この日一日、ずっと体調悪し。使い物にならない一日だった。夜、M1グランプリを見る。敗者復活からサンドイッチというコンビが優勝。審査員、点数、全体に甘いんのじゃないか。それと10点法でいいのでは。92点とか86点って、どうやってつけるの、漫才に。ぼくが密かに採点したら、もっとみんな、点数は低くなる。4分という制限がある以上仕方ないが、みんな力が入りすぎてる。あるいは、きみが店員、ぼくが客、みたいなパターンが多いのも、ちょっとな。
今日は、夜、家族でお好み焼きを食べに行き、帰り、恒例の昭和記念公園の野外イルミネーションを見に行く。しかし、入り口ずっと手前から道路がすごい渋滞。去年はここであきらめたが、せっかくだからと待つ、待つ、待つ。この夜は花火があがるとあって、駐車場も公園内もえらいことになっていた。しかし、入園すぐに花火が始まり、冬の花火もなかなかいいもんだと、コートに手をつっこんで眺める。花火が上がるたび、「やべぇ、やべぇ、やべぇ」と連呼し、花開くと「やべえ!」と叫んでいる若者がいた。「たまやーっっ!」は遠くなりにけり。
花火が終わると、ししゃもの卵みたいに人の頭が出口目指し移動。われわれはいい時間帯に来たわけだ。奥の広場をぐるっと周り、帰る途中、とんびを着た大正ふうの青年が、逆に歩いていく。あれ? もしかして。後を追い、顔を見るとやっぱり。コクテイル狩野くんだ。
「狩野くん」と声をかけると、コントみたいに派手に驚いて「わあ、わあ、わあ、びっくりした」とリアクション。そりゃそうだ。一昨日、高円寺でライブして、このうん万人という混雑の中、顔を合わすほうが変だ。狩野くんが大きな声でびっくりするので、周りも驚いていた。
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