過去の発掘

okatake2007-11-19

関西から帰ってきました。守口高校1年7組同窓会、については、「古本ソムリエの日記」をごらんください。自衛官から北新地のママまで、多彩な同級生でした。ぼくはシャイだったので、今回、初めて喋った女の子というのもけっこういた。3次会まで話は尽きず、まずは大成功だったのではあるまいか。カラオケでは幹事・レンコン・中西の悪夢のような「リンダ・リンダ・リンダ」を20年ぶりに聞けたし。ちょっと好きだった女の子とも言葉を交わせた。
しかし、これから毎年やると、幹事が宣言しておったが、東京から、ちょっと毎年出るというのはきついなあ。
今日は、とりあえず京都駅へ行って、夕方の新幹線を取って、荷物をコインロッカーに放り込み、500円のフリーバス券を買って、あちこち移動。まずは河原町へ出て、新装なった赤尾照文堂へ。このあたり、彷書月刊に書くつもり。205番のバスで、女性が店主の古書カフェ・十二月文庫、だったっけ、へ向かうが見当たらず、電話をしてもつながらずあきらめる。母校「立命館大学」のキャンパスへ、そうだなあ、卒業以来だから、20数年ぶりに訪れる。学食で大学生たちに混じってカツカレーを食べ、購買の書籍部を訪ねる。ぼくの本はなかったな。あ、このあたりも原稿に書くので以下省略。黒猫堂でコーヒー飲みながら、女性店長とおしゃべりもしました。京都でまずいコーヒーを飲んだことがない。これ、ほんと。
一昨夜と今朝、母親からあれこれと昔のこと聞き出す。うちの親父は脱サラして、鉄の売買を始め、5台のトラックを使い、40年近く前にキャッシュで600万で、新築の家を買うまでに成功するが、死後、ぼくたちに残した財産を含め、従業員、近親者に裏切られ、詐欺まがいの借金でむしりとられ、すっからかんになる。その総額ウン千万円に上る。まったくひどいもんである。そのことをひたすら、うちの母は隠して、ぼくたちを育ててくれた。ただ、そのことはうっすら知っていたので、いまだに金にまつわる話は大嫌いである。古本は例外。
母親の住む実家に、母が結婚の時買ったタンスがまだあって、その引き出しに、ぼくが幼稚園か小学低学年のころ、貼ったシール(アニメ)が断片的に残っていた。驚いた。
同窓会含め、学研新書のこともあり、過去の発掘作業が続いている。
林万昌堂の栗と、蓬?の豚まん、シューマイをお土産に帰京。郵便物やファクスが溜まっていた。天牛書店天神橋筋店長のTさんから、天牛関係の資料が届いていた。大阪・天牛は、100周年を迎える。それにあわせ、12月1日から一週間、店内1割引きセールなどが行われる。8日は神戸・海文堂で、畠中サンと近代ナリちゃんのトークイベントもあるし、行きたいが、ちょっとこの時期は無理だろうな。