舌にやけどでチョコラB

昨日から今日にかけ、三島賞作家の佐藤友哉『灰色のダイエットコカコーラ』を読み、さっきやっと書評を書き終え、北海道新聞へ送る。これは難しかったなあ。手持ちの批評語からはみだすものを、いかに自分としてこう読んだと書くか。それも800字で。書評とは難しいとあらためて思った。
今日はサン毎。タテキンで文庫4冊。一冊は佐多稲子『私の東京地図』講談社文芸文庫、これは200円。講談社文庫のは持ってるけどね。昼は、ひさしぶりに「キッチン南海」で、カツカレー。九の一みたいによく動く、金髪染めの姉さんが運んできたカツカレーをぱくつくと、舌に異変が。ぷっくり水膨れができて、つぶれた。火傷だ。しまったなあ。これが化膿すると、痛くて喋れなくなるのだ。明朝はTBSだというのに。
サン毎終え、彷書月刊編集部へ。屋良さんから、沖縄土産と、火傷のことを話し、口内炎の薬をもらう。
帰宅したら、角川書店から、ぼくが今週「サン毎」に書いた『電車屋赤城』の書評を気にいってくれて、帯に使いたいと申し出がある。帯の書評が使われるのはこれで2度目。もちろんうれしい。快諾する。
林哲夫さんの古書エッセイ集が、いよいよ白水社から出る。林さんから電話があり、推薦文(?)を書いてほしいという申し出。林さんの学識にははるか及ばぬ者なれど、快諾。
ポプラ社経由で、幻冬舎ゲーテ」編集部から、文庫特集をするのでお力を、と申し出。週刊ブックレビューといい、夏は文庫、か。
ゲラがあちこちから舞い込み、スタン・ゲッツを聞きながら処理。阪神楽天に、ひさびさにいい勝ち方をした。
そうそう、北條くんたちが作っている池袋エリアの映画情報誌「buku」の最新号ができたみたい。ぼくも書いてます。