小学校の後輩と西荻で

10日は快晴。西荻で「大人のウォ−カー」取材を受ける。編集長の玉置くんまでがわざわざ来たのは、ぼくの小学校の後輩だからである。そのほか、カメラ、ライター2人の大所帯。澄ちゃんと一緒に話を聞かれたり、写真を撮られたり。こちらは、ふだん、取材する側でもあるので、取材される立場として、取材する側へも大いに気をつかう。見出しになる印象的なフレーズを、とか、話が散らばったら軌道修正しなくては、とか、録音機に届くように、言葉を明瞭に発するとか、あれこれ気をつかってしまうのだ。あと路上で写真撮影している時も、カメラに気づき、横断をためらっている歩行者に、被写体なんだけど、すんません、すんませんとぺこぺこ謝ったり。因果な性分である。わずか2時間半ほどの取材なのだが、終るとどっと疲れてしまった。あ、これは「大人のウォ−カー」スタッフが気を使わせたという意味ではないからね、とまた気を使ってしまう私です。やれやれ。
娘が新年度の教科書をもらってきて、それを食卓で見せてもらう。ほんと、印刷もきれいで、カラフルで、イラスト写真もたくさん使われていて、一冊欲しくなるような教科書だな。名探偵コナンまで出てくるのな。「音楽」は知らない歌が多いなあ。娘に「あ、一番最初が吉田拓郎の『落陽』やな」と言うと、「え、ウソ!」と驚く。「そんなん、ウソに決まってるやん」「びっくりしたあ」と会話する。ほう、最後は「君が代」か。
三省堂のサイン本が売り切れたと連絡があったので、今日、またしてきます。方々で累計で、もう200冊はしたかな。