告知

いよいよ迫ってきました。今週末、31日(土)3時から、神戸・元町「海文堂書店」で『読書の腕前』のサイン&トークイベントがあります。関西方面で、このブログを御覧のかた、集結してくださいね。翌日は京都、左京区銀閣寺道から少し北へ歩いた、北白川「ガケ書房」で4時から、山本善行とライブがあります。こちらは無料。なにが出てくるかはお楽しみ。
あと池袋の映画情報誌「buku」12が届きました。わたしは「町に映画があったころ」第3回「亡き父の思い出と『怪談牡丹灯籠』」を書いてます。
「ちくま」4月号、「古本屋は女に向いた職業」7は蟲文庫さん登場。あなたの知らない田中美穂さんがそこにいる、はずです。書店ですばやくつかみとってください。
以上、告知まで。
あ、CSで「コーラス」という映画を見ました。落ちこぼれ音楽家が、落ちこぼれ少年を収容した私立の施設に教師として赴任し、彼等にコーラスを教え込むことで、心を開かせるという物語。最初、功なり名を遂げた音楽家が、母の死を知らされ、故郷へ戻り、そこで、一冊の日記をわたされ、過去の思い出を回想するというシーンから始まる。音楽を映画に替えたら、もう「ニューシネマ・パラダイス」そのもの、と思ったら、現在の音楽家に扮する役者が、ニューパラで映画監督に扮した役者だし、そもそも二つの作品は同じ監督なんだ。そこでちょっと興醒め。最後、舞台となる建物が火事になるところまで同じときては。