大阪は一地方にすぎない

しかし、ええ天気やねえ。朝から大貫妙子のライブを聞きながら、ひたすらゲラを返送する。けっこう手間がかかるのね。あたりまえやろ!
昨夜、またしても深酒しながらアメトークというのを見ていたら、大阪の芸人が大挙して出演、雛壇に座る。ぼくは東京に来て18年目だから、ほとんど知らない顔ばかり。そのなかのひと組が、大阪のナンパ橋を歩くとたちまち人だかり。えーっ、うっそう、シャメ撮ってと、大騒ぎ。ところが、同じ二人で原宿を一時間歩いたが、とうとう気づかれなかった。「いや、じつは一人だけ女性に声かけられたんです。そしたら、○○(知り合いの芸人)の別れた前の彼女やった」というのが笑わせる。大阪は一地方なんやなあ、と改めて確認。テレビ局の弁当がぜんぜん違うというのもおかしかった。
この番組、前に石塚を筆頭にデブタレントがずらり並んで、ごはんの入ったお茶碗と箸を持って出てきて、食のVTRや、また食べ物の話をするたび、「ああ!」ともだえながら、それをおかずにごはんを食べるのがやたらに面白かったのだ。まだまだ、おもしろいと思う未開発の土地が残っているなあ、と思う。
いまから仕事をします。国立「増田書店」さんから、『読書の腕前』の追加入荷の知らせがあったので、さっそく自転車でかけつけ、サイン、イラストを入れてきました。