『読書の腕前』ついに出た

今日、光文社新書『読書の腕前』の見本10冊とどく。あわてて封を切る。すると、あの見慣れた光文社新書のフォーマットに、読書の腕前というタイトルと、岡崎武志という著者名がある。うーん。この喜びは、申し訳ないが、本を出したことのない人にはわからないだろうな。なんというか、なでさすりながら至福の時を味わう。さっそく中を開ける。けっこう画像が取り込まれていて、完全版を見るのは初めてなので、書影が入るとやっぱりいいなあ、と見愡れる。最後の本の紹介で、角川文庫『谷川俊太郎』とあるのを見て、しまったと思う。『谷川俊太郎詩集』が正しい。けっこうちゃんと見たつもりでも、やっぱりぬけがある。これも、普通の読者からすると、なんでこんな間違いや誤植に気づかないんだろうと、不思議に思われるかもしれないが、まあ、そういうもんなんです。
とにかく、出た。それがすべてだ。中身については、ずっと自信がないまま、書きついでいったが、一冊の本になると、ふしぎなことに、やっぱりちゃんと一冊の本になってる。ふしぎだなあ。
書肆アクセスさんが、さっそく入荷してくれたそうです。明日、サインしに参ります。すぐ手に入れたい方は、とにかく書肆アクセスへ。なんて、宣伝しちまったよ。すんません。
「いろは」と「6月のはれ」がとどく。どちらも古本女子が作った雑誌なり。後者は、ぼくが名古屋で講座を持ってた生徒さんが作って送ってくれているもの。大阪なら「ちょうちょぼっこ」、東京なら「ひなぎく」で手に入ります。