一日もうろうとしていた。

TBSモードに入り、朝、5時半に目が覚めてしまう。一度目覚めると、もうなかなか寝つけない。仕方なく起きる。冬にくらべ、朝、明るくなるのが少し早くなったか。トーストとコーヒー。
昨日、片付けられなかったゲラを、わさわさと処理し、わさわさと戻す。うつらうつらしたまま、午前中が過ぎる。
昼飯食べがてら、国立へ。昨日、置いて帰った自転車を取りにいくためもある。飽きもせず「ブ」で腕試し。ビデオコーナーに、また松竹の古い日本映画がたくさん出ている。買い出すときりがないので、渋谷実『てんやわんや』だけ買う。750円。シミキンのが4本あったけど、きりがないからねえ。ほか、ちくま文庫の棚に石田五郎『星の歳時記』があったので買う。400円。650円定価がなぜ400円になるのか、よくわからんが。昨日、NEGIさんがコメントくれて、石田さんと面識があるというのでびっくり! 『星の歳時記』プロフィールによると、これが出た91年にはまだ生きてる。翌年の92年に亡くなったのだ。図書館の廃棄本でもらってきた、「郷土資料事典」の『岡山県』「鴨方町」のページに、石田がいた竹林寺天文台の写真が載っている。「東洋一の規模を誇る」とある。道理で、『天文台日記』を読んでると、全国あちこちから、ビジターで観測の学者がつぎつぎと来るわけだ。
あと、和田誠カバーの淀川長治対談集『映画の部屋のお客さま』、マンガで、たむらしげる『フープ博士の月への旅』青林堂を買う。
夜、サン毎の石田千さんインタビュー原稿を送付。今日は一日、もうろうとしていた。