青春18で宇都宮へ

TBS、プチグラの『ぼくのしょうらいのゆめ』を紹介。担当ディレクターのHくんが、紹介する本の版元にいつも連絡するのだが、今回、電話に高野さんが出たらしく、Hくんが「あの、TBSの森本毅郎スタンバイ」と言っただけで「あっ、岡崎さんの」と返ってきたらしい。驚きました、と。そりゃ驚くよ。昨日、高野さんからお礼と「明日はみんなで聞いております」と留守電が入っていたので、ちょいと緊張しました。
放送終わってすぐ、ハイヤーで赤羽へ。ここで湘南新宿ライナーに乗り換えて宇都宮へ。宇都宮東武の古本市へ「青春18きっぷ」を使って行ってきたのだ。ついでに栃木県立美術館の「柄澤斉(ほんとは難しい字)展」を見る。展覧会カタログが真黒で、めちゃくちゃ豪華な造り。なかに刷られた版画が2種あって、AとBで選べるのだ。これで2500円。また古書価がつくこと必至。
宇都宮は多路線のバスがひんぱんに走っていて便利。ぎょうざは食べませんでした。このことは「彷書月刊」に書きます。
電車のなかでは、『レッドドラゴン(上)』を読了、小松左京『SF魂』を読みつぐ。筒井康隆も書いているが、小松も星新一を相当な奇人、として、しかも愛すべき人として書いている。
「日経」の連載、第2回掲載紙が届いた。内澤旬子さんがどんなイラストをつけてくるか、毎回楽しみ。このところ、毎日、トマトジュースをひと缶、飲んでます。そんなに好きというわけじゃないんだけどね。ケースで買ったから。