夕子ちゃんの近道

昨夜、Ｊノベル時評用に、長嶋有『夕子ちゃんの近道』新潮社、黒田研二『カンニング少女』文藝春秋など、かたっぱしから読む。長嶋有はやはりいい。気が合う作家、といったらいいか。
今日は、昨夜から続き、新雑誌のインタビュー記事を必死でまとめる。編集者がＭＤで録音したのを起こしながら書くのだが、操作がわからず、手間取る。原稿用紙４００字換算で、１２、３枚という長丁場、書いても書いても終わらず、ＭＤを何度も聞き直し、またメモを取りの繰り返しで、ほとほと疲れる。
須賀さんから郵便。北海道新聞に定期的に書いておられるコラムで『気まぐれ』を取り上げてくださった。サッポロの某古書店で、中村正常を買ったのだが、それは、須賀さんが、数日前、買おうかどうしようか迷って止めて、またのちに買いに行ったらなかった本だというのだ。つまり買ったのはぼくだ。へえ、そんなことあるんだ。
今週「サンデー毎日」に樽見博さんのインタビュー記事掲載。その裏面が池内紀さんの書評コラム。高橋輝次さんの新刊を取り上げておられた。高橋さん、気づいてるかなあ。
中学時代のクラスメイト、ＮＭから電話。卒業以来だから、うーん、なんと３０数年ぶりということになる。声はそのまま。利発でしっかり者だった中学時代の顔が思い浮かぶ。年に数回、上京するらしく、ぜひ会おうと約束する。
阪神、オリックスに三タテ。今岡はホームランを打ったが、依然元気なく心配だ。ここ数日、まだやっかいな中クラスの仕事が連日たてこんでいる。
娘、週末の運動会を控え、興奮し、なかなか寝ない。１２時過ぎても、まだごそごそと動く音が階上から聞こえる。
こんどの日曜日、２８日、コクテイルライブ最終日です。文科系メガネ女子コンビが岡崎武志を質問攻めにするという企画。絶句、冷や汗、激怒、号泣が見られるかもしれません。７時３０分開始ですので、よかったら遊びに来てやってください。あの、噂の、五木寛之『風に吹かれて』集英社文庫を来場者のなかから一名にプレゼントします。