尾崎一雄「霖雨」を歩く 予定

昨日朝、TBS。迎えの車に乗り込むが、途中の道、中央高速の上りのすいていること。すいすいと水の上をすべるように車は走り、7時15分には局に着いてしまった。ぼくの出番は8時21分なのだ。おととい、CSのTBSチャンネルで、松本清張「迷走地図」のドラマを見ていたら、森本毅郎さんが登場。しかも主役級の重要な役。若尾文子との湖畔での抱擁のシーンあり。このこと、話すとスタッフともども盛り上がり、朝食会でも、ずっとその話。森本さん、ドラマや映画にけっこうたくさん出演していて、しかも好きなのだそうだ。
帰りの車は高井戸から渋滞に巻き込まれ、下の道を走る。いつも高速なので、たまに下の道を走ると新鮮だ。多摩霊園の中を通ったのだが、その広さに驚く。今度、散策してみようと思う。
帰宅してひたすら寝る。この連休中、ほんとは根をつめてやらねばならないこと山積しているのに、ほとんどぼけーっとしておる。どういうつもりじゃ! こないだDVDを買った「サンダーバード」を、CSで一挙放映していて、それがデジタルマスタリング、完全放映で、ぼくらが昔吹き替えで見ていたのは短縮版だとわかる。ところどころ、字幕、生声で流れるのが新鮮。しかし、このドラマはよくできてるなあ。ペネロープの執事兼運転手・パーカーがぼくは好きなのだが、その顔が鳥塚しげきに似ているというだけで、かつてとんねるずの「みなおか」で、「サンダーバード」のパロディをやっていたとき、パーカー役を鳥塚しげきがやっていた。これがおかしいの。
今月から始まるあれこれの講座等の準備もそろそろしないといけない。「私小説を歩く」はぼくのライフワークで、かつて木山捷平軽石」など、フィールドワーク(?)をしてきたが、尾崎一雄「霖雨」が、早稲田の同人誌時代の話で、目白の日本女子大近くの下宿から、早稲田の穴八幡まで行き来する場面が出てくる。一度、このコースを歩こうと思う。ちょうど、20日に学習院生涯学習センターの講座がある。そのあと、挙行するつもり。テキストは原弘装幀の河出「現代の文学」の尾崎一雄集。これも函から出すと、水色の本体に鳥をデザインした金の箔押しマーク、背の黒いタイトルと、持った感じといい、いいんだよねえ。どんどん書き込みをするつもり。