平林さんにほめられた。

3月も今日でおしまい。しかし寒い日が続くなあ。風も強い。どうなっておるのか。
午後から大森「天誠書林」さんを取材。「彷書月刊」の連載100回記念で、第一回に訪れた天誠さんを再訪することに。編集長の田村さんも来てくれた。これは同誌に書きます。
帰り、同じ大森の平林書店へ。ここは、なんということもなく、雑多な本が置かれてあり、安い。30円均一があり、そこで文庫、新書などを拾う。「いいのを選びましたなあ、眼が高い」と店主にほめられる。
大森から、また電車を乗り継いで帰る気がしなくなり、天誠さんの前の道から環七を北上して、新代田まで行くバスに乗る。一時間近くかかったが、気分が変わっていい。井の頭線で吉祥寺へ。
帰宅すると、ゲラや原稿依頼がファクスで。『細雪』読みつぐ。いま半分くらい。いいんだ、これはゆるゆると読んでいくにふさわしい小説だ。
市川崑細雪」もビデオに撮っていたのを探しだして見出したが、三倍速で撮ったので、画面が荒れて、見づらい。途中で止める。