春がいっぱい

あれこれ襲いかかり遭難ぎみですが、昨日、立川オリオン書房ノルテ店へ、『気まぐれ』のサイン・イラストをしにいきました。まだコーナーを作ってくれていて、既刊の自著もサイン入りで置かれております。近隣の方で、まだぼくの本を入手していない人はよかったら覗いてみてください。
今日は、神保町。明治大学前で「ああ、岡崎さん」と声をかけられてふり向いたら、石田千さん。笑みを浮かべて、きらきら春の風に吹かれる風情は、ちょっと高野文子のマンガに出てくる人みたい。「またね」「ええ、また」と挨拶を交わし逆の方向へ。11時から「散歩の達人」の取材を「ぶらじる」で受ける。次号が「三鷹・吉祥寺」特集になるみたい。そこで古本屋の話あれこれ1時間ほど。今月号の見本誌をもらったら、『気まぐれ』のカバーがカラーで大きく写って、書評が出てらあ。さんきゅう。
サンデー毎日で仕事をしてたら、複数の人から「岡崎さん、朝日、見ましたよ。でっかく載ってましたね」と言われる。日曜読書欄の書評のことなり。毎日の人も、朝日の読書欄はチェックしているんだ。
彷書月刊」の特集号打ち合わせで、編集部へ。移動途中に、神保町交差点で、サングラスのキム兄を見る。そうか、吉本興業の事務所が近くに有るんだ。編集部に着くと田村さんが、取材を受けていた。と思ったら、朝日新聞の文化部の記者だった。取材が終わって、岡崎武志特集号の目次立てをつめる。昨日、アルバムをひっくりかえし、子供のころから、中学、高校の自分の写真をひっぺがして持参する。これも載る予定。
神保町ではタテキンで5冊ほど買う。帰り、国立「ブ」でも数冊。「ディスクユニオン」で及川恒平の2枚入りボックスと、大村憲司「春がいっぱい」を買う。後者はLPも持ってるが、この表題曲の「春がいっぱい」だけが好きなんだ。春になると聞きたくなる曲だ。
週刊朝日」今週号「週刊図書館」に、『白鳥の歌なんか聞こえない』と『ぐうたら交友録』について書いています。よかったら、立ち読みしてください。あ、もちろん買ってもらっていいです。
中尾務さんから「CABIN 8」が届く。あいかわらず読むところ多し。されど松本八郎さんの「本の処分、みたび」をまず読む。溜まりに溜まった本の処分の話。売った本の代金が、また本を家に置くための床補強の代金に消えた、という永久運動の絶対矛盾のような話に涙する。
これから徹夜です。明日朝はTBS。またお会いしましょう。