ケヤキモール、ついにオープン!

昨夜、教育誌2誌のコラムを書く。今朝、一度7時に目覚ましかけて起きたが、けっきょくまた寝てしまう。今日は、近くのケヤキモールというショッピングセンターのオープン。外出の用意してでかけたが、すでに通路も店も人だらけ。暴徒と化している。くまざわ書店で、週刊ダイヤモンドの文庫コラム用3冊を買う。とにかく「春」らしいもの、をと、梨木香歩『春になったら苺を摘みに』新潮、安藤鶴夫『寄席はるあき』河出、出久根達郎『風がページをめくると』ちくまを選ぶ。1000円超えると、抽選があるというので、並ぶが、前のおっさん、買った本を手に、これは消費税を足したら1000円超えるんじゃないかと食い下がるが、却下。次のおっさんは、1000円に満たない。それを指摘されると、「そんなこと書いてないじゃないか」ときれる。入り口に書いてあると言われ、ぶつぶつ言いながら、引き下がる。もう、みんな大人なんやから、みっともないこと言いなさんな! どうせ、ハズレのボールペンしかもらえへんのやから。みんな、みっともないほど浮き足だって、飢餓状態になって、あれこれ買い漁っている。
ぼくは、渦に巻き込まれない前に退散。神保町へ。「彷書月刊」編集部へ寄って、プレゼント用『気まぐれ』にサイン、イラストを入れる。20名の応募があったそうだ。タムラさんいわく、「こんなに応募があったのは初めてじゃないか。もう、みんな買いなはれ」と笑う。しかし、ありがたいことだ。4月末発売の「彷書月刊」がぼくの特集号になる。その打ち合わせ。どんな特集になれば、みなさんが買ってくれるか。なるべく記念になる内容にしたい。「ぐるり」の巻頭インタビューにも登場するし、こいつは春から縁起がいいわい。
サンデー毎日を終え、「ささま」へ水曜日恒例の出勤。均一で三冊、なかで一冊買う。レジで店員の小澤くんに『気まぐれ』のサインを求められる。「ささま」の店員はみな『気まぐれ』を読んでくれている。ほんと、優秀だなあ。ありがたいことです。
帰宅して夕食後、娘の誘いで、またケアキモールへ。さすがに昼間ほどの混雑はない。娘にねだられクッションと、ぼくはウイスキーを買う。また、娘に身柄を強奪され、ジェラートをおごらされる。ほんと、ほとんど言いなりのお父ちゃんなり。帰りしな、娘に「今日、ケアキモールに行ったこと、ブログにちゃんと書いてね」と命令される。なんで、そこまで。
ジェイムズ・リー・バーク『ディキシー・シティ・ジャム』を寝床、風呂のなかで読みつぐ。ロビショーものは、全部読むことにしている。
夜、ジャズのCDをあれこれ聞きながら、北海道新聞用に赤瀬川原平『私の昭和の終わり史』河出書房新社を読みはじめる。